オロ WEBマーケティング通信 vol.03
連携することによりさらに強力なツールに!
ユーザーのWebサイト上での行動を計測することができる《Googleアナリティクス》、Web広告の定番と言える《GoogleAdwords》、これら2つのツールは多くの企業で活用されています。
どちらのツールも日々進化しており、新しい機能を活用することによって企業のデジタルマーケティングの促進をより図ることができます。さらに、Googleが提供するこれら2つのツールを連携することにより、さらに強力なツールとなるのですが、連携をしていないケースがまだ非常に多いのが現状です。
今回は連携をすることによるメリットをいくつか紹介いたします。
GoogleアナリティクスとAdwordsを連携することにより、Adwordsの成果を直帰率や平均滞在時間などのアナリティクスの指標で確認をすることができます。広告の成果が上がらず改善策を検討する際に、アナリティクスの指標を用いることにより、連携前は気づくことができなかった広告の問題点を見つけることができるかもしれません。
また、連携をすることによって表示されるアナリティクスのレポートメニューがあります。
Googleアナリティクスのデータを活用することで、高度なリマーケティング広告配信が可能です。Adwordsのリマーケティングでは、閲覧ページを指定してリマーケティングリストを作りますが、アナリティクスと連携をすることにより、直帰率・滞在時間・参照元・購入回数などの情報も活用してリマーケティングリストを作成可能です。
活用例① 過去の購入回数を参考に訴求内容を最適化
ユーザーの過去の購入回数をもとにリマーケティングリストを作成することにより、ユーザーのECサイト利用状況に応じて訴求するメッセージやお得情報を変更し、リピート訪問・購入を促進します。
活用例② CV見込みが高いスマートリストを活用
コンバージョンを達成する可能性が高いユーザーのリストをGoogleが機械学習を用いて動的に作成します。このリストを使用することにより、非常に高いCVRが期待できます。
連携方法は非常に簡単です。まだ連携をされていない方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
連携を行う《Googleアナリティクスのプロパティの編集権限》と《Adwordsの管理者権限》を取得。
Googleアナリティクスの管理メニュー(歯車)から連携を行うプロパティを選択。
【Adwordsのリンク設定】メニューを開き、連携を行いたいAdwordsアカウントを選択して設定。
※代理店が広告運用を担当している場合、両ツールの権限を保有している担当者がいないケースが多くあります。その場合は、不足している権限を作業を行う担当者に一時的に付与するなどして進めてください。連携設定後に付与した権限を削除しても、連携状態は継続されます。