株式会社エコードへの導入実績

広告業 株式会社エコード ZAC導入事例

長年にわたり理想としていた管理会計の仕組みづくりを実現したZAC導入事例。少数精鋭の広告会社が基幹システム導入に踏み切った理由を経営者自らが語る。
「経営者としてずっと考えていたこと、やりたかったことが、基本機能としてほとんど用意されていました。ZACのコンセプトは自分の考える経営管理のイメージにすごく近かった。」
―代表取締役 中島 正晴 様

株式会社エコード

ZAC導入前の課題

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オロ:システム導入以前から、管理会計の仕組み構築に取り組んでおられたと聞いています。それはいつ頃からでしょうか?
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中島様:会社経営を始めた頃から、管理会計についてはずっと意識をしてきました。たとえば、プロジェクトごとの採算管理は当たり前で、個人単位の労働生産性や、クライアント別に焦点を当てた収益性など、データを細分化して会社の経営を把握できる仕組みが欲しかったんです。見た目の利益率はいいけど、稼働時間の大半が取られているとか、逆に稼働時間はかかっていないけど、経費がすごくかかっているとか、そういったものをずっと把握したいと思っていました。
オロ:管理会計の仕組みは、具体的にどのようなものでしたか?
中島様:売上に対して発生した外注費、経費、社内原価をすべて紐付ける「原価帳」というものを作成していました。社内でデザイン制作する場合でも、外注パートナーに発注した場合と同様に原価がかかるという認識で案件の利益率をみるものです。
昔はすべて紙で管理していましたが、8年ほど前から表計算ソフトを使って原価帳のデータ化や集計に取り組んできました。でも、なかなか社内に根付いていかないというのが現状でした。肝心なデータをまったく活かせていないというのがあって。
オロ:原価帳が根付かなかった原因はなんでしょうか?
中島様:さきほどの社内原価の例でいうと、原価のほとんどが裁量で決められていたので、実際の作業が1時間だったのか8時間だったのか実態がわからない。実際の労務費を反映したものでもなかったので正確な採算性が分からず、データの信憑性には難がありました。
また、原価帳の基本ルールは発生ベースで作成するというものでしたが、これは全く徹底できていませんでした。仮に売上が立たなかったとしても営業コストは発生しますから、本来ならば案件が発生した時点で原価帳は作成しないといけない。でも、請求書を発行する前になってあわてて作成をしたり、場合によっては原価帳がないような案件もありました。
業務フローの未整備にも原因があって、原価帳に限らず、見積書や請求書の発行、発注処理などを各個人がバラバラに処理していて、漏れなく稟議決済をする仕組みがなかった。原価帳を軸にした利益管理を徹底するためには、まず社内業務のルールを作らなければいけない状態でした。
オロ:それがシステムを検討するきっかけとなったのでしょうか?
中島様:いいえ、実は当初、システム導入はまったく想定していませんでした。ご説明した通り社内ルールが未整備で、管理やチェックが行き届いていないので、うちにはシステムはまだ早いだろうと思っていました。
そんな時にまったく別件で、とあるお客様に業務システムの提案をするというお仕事の話があって、いろいろと情報を探していたらオロさんに行き着きました。営業の方にお願いしてシステムデモを見たら「これってうちの会社にいいんじゃないの?」と(笑)。
ZACなら、日常の業務フローを整備しながら、経営に必要なデータを収集できて、なおかつアナログでバラバラに管理していたものを一本化できる。長年の課題がZACで一気に解決できるのではないかと考えたんです。

ZAC導入のポイント

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オロ:ZACをお選びいただく決め手となったポイントについてお教えください。
中島様:システムの基本設計の部分でしょうかね。経営者としてずっと考えていたこと、やりたかったことが、基本機能としてほとんど用意されていました。ZACのコンセプトが自分の考える経営管理のイメージにすごく近かった。「こんなことできますか?」と思いつく質問にも、たいてい即答で「できます」という回答があって、やりたいことが機能として十分網羅されている印象でした。
あとは、やらなければいけない処理がシステム上で明確になっているので、データ入力も自然に定着していくんじゃないかという予感がありました。たとえば、見積書や請求書を発行するには、まず事前に案件の基本データや利益予測がなければいけない。原価帳の時には徹底できなかったこのような管理が根付くのではないかと。
ちょうど組織を再編する時期で、今後業務が複雑化していくことが予想されたので、今のうちにルール作りをしておきたいという意識もありました。ZACがあれば、将来的にグループで統一された業務ルールのもとで、総合的な管理が可能になるのではないかと。

ZAC導入の効果・メリット

オロ:ZACの導入作業中に苦労されたことなどはありますか?
中島様:導入作業については特に問題なく、わかりやすくスムーズにご対応いただけました。運用については、まだスタートから間もない※こともあって試行錯誤中というのが正直なところです。ただ、基本的にはやりたいことが明確になっていますので、今はまず社内の運用を定着させることに注力しています。
※株式会社エコードは2014年2月よりシステム運用を正式に開始。本インタビューは、正式な運用する以前のテスト運用中に行われたものです。
オロ:現時点で導入効果があらわれている点はありますでしょうか?
中島様:情報を一元管理できるようになったことは大きいですね。今までは何か探しものをする時、書類ファイルをめくったり、担当者からデータを送ってもらったりしていました。そういう間接作業がなくなって、見たいときに見たいデータが手に入るのは大きいです。集計もこれまで2~3工程あったものが、1工程で落としこめますので。
管理部担当者からは集計作業がかなりに楽になったと聞いています。ただ、今はまだ営業事務や経理作業の範囲にとどまっていますので、今後は収益性や採算性など、営業メンバーが知りたい情報も含めてデータ管理したいと思っています。ZACは仕入金額や労務時間など、様々なデータをいろんな角度から集計して検証できるので、業務基盤としては理想に近い形だと思います。
オロ:当初期待されていた業務ルールの定着という面ではいかがですか?
中島様:業務処理をあいまいにできない統制が効いているのはありがたいですね。この処理をしないと請求書が発行できないとか、上長の承認がないと正式見積書が発行できないとか。正しいプロセスにのっとった業務処理は自分がずっとやりたかったことなので。
また、システムを通して未処理の業務をアラート通知させたり、システムから担当者あてに催促メールを出せるのはすごく便利ですね。以前は紙書類だったので、紙に付箋をはって担当者ごとに走り回って伝えていましたから。
営業事務の仕事は、データを集計するよりも、そもそもデータを入力してもらうことの方がずっと負担が大きいんです。ZACだと、アラート通知機能で未入力、未処理が明確になるので、事務側としては相当な負担軽減になると思います。

今後の活用について

オロ:今後のZACの活用方針や業務展望についてお聞かせください。
中島様:ゆくゆくはZACと財務会計システムをデータ連携させて、仕訳伝票の入力削減などの効率化を実現したいと思っています。営業管理面でいうと、確定した受注額や売上額だけではなく、見込案件の金額も入力して売上予測などの管理を強化していきたいですね。
オロ:ZACは他の経営者様にもお薦めできる仕組みといえますでしょうか?
中島様:十分お薦めできると思いますよ。ZACは業種特化しているのですべての業種でというわけにはいきませんが、当社のような広告業の経営者にはお薦めできます。潜在的にはみんなきちっと管理したいと考えていますから。
管理会計を本気で実現するには、案件ごとの作業時間を記録して、仕入も経費もすべて紐づけて、未入力者にはちゃんと促して、と相当大変なんです。でも、経営者としてそこは絶対に見ないといけない部分ではありますから、ZACのようなコンセプトを持ったシステムは非常に有効だと思いますね。
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オロ:最後に、エコード様のビジネスの強みを教えていただけますか。
中島様:当社は不動産広告を中心に、企業のマーケティング戦略、広告戦略の立案・実行を行う広告会社です。強みは、クライアント様の売上・利益を上げるための活動と方法を、クライアント様と一緒になって、徹底的に考えることにあります。
お客様の利益を上げるための手段は、お客様によってすべて異なります。そのためにはチラシも作りますし、Webサイトも作りますし、TVCMも作ります。クライアント様の状況に応じて、ファジーにフレキシブルに、トータルなご提案をできることが当社の強みです。
同じように不動産広告を展開する他の広告会社さんとは、少し違うポジションで仕事をしています。実はうちって他社さんに比べて高いんですよ。不動産広告の主流がチラシだった時代から、他社さんより何割か高いという金額でやってきました。
では実際に高いのかというとそんなことはない。広告はあくまで費用対効果が問われますから、その意味でいくとむしろ安いと考えています。おかげさまでお仕事はリピート、口コミ、ウワサ、紹介でほとんどいただけていますから、お客様には十分ご満足いただけているものと思います。当社にお任せいただけるのであれば、ぜひ結果をシビアに見ていただきたいと思います(笑)。
オロ:本日はありがとうございました。

株式会社エコード 会社概要

事業概要:
「お客様第一主義」という企業理念を掲げ、不動産広告を中心に展開する広告制作会社。チラシ、Webサイト、テレビCMなど、クライアントの課題に応じた幅広い広告戦略で事業展開をサポート。多彩なノウハウを統合した企業力で"企業価値創造"の実現にむけ、実践的なソリューションを提供している。ブランディング戦略の立案からイベント・映像・Webページの制作まで幅広い事業展開を行い、市場を理解したクライアントのための広告活動を実践している。
所在地:
〒540-0004 大阪市中央区玉造1丁目24番25号
URL:
http://www.ecoad.co.jp/
設立:
1996年4月
社員数:
18名(2014年2月現在)
インタビュー協力:
代表取締役 中島 正晴 様
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