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株式会社JTBプランニングネットワークへの導入実績

総合販促事業 株式会社JTBプランニングネットワーク ZAC導入事例

JTBグループの総合販促会社、JTBプランニングネットワーク。現場社員から経営層までみんなが評価した、オフコンからクラウドERPへの基幹システムリプレイス成功事例
"広告・印刷業では一つの売上に複数の原価が発生します。ZACの基本設計である「売上:原価=1:n」は、当社の業務管理によりフィットするものでした。"
─総務部マネージャー 春名 貴光様

株式会社JTBプランニングネットワーク

JTBグループの総合販促会社、株式会社JTBプランニングネットワークでは1997年から15年以上にわたりオフコン基幹システムを利用してきたが、経営環境の変化に対応するため、クラウドERP「ZAC Enterprise(以下、ZAC)」の導入を決断した。
ZAC導入に至るプロセスについて、同社の総務部シニアビジネスプロデューサーの青山氏と、総務部マネージャーの春名氏に話をうかがった。

1997年に構築したオフコン基幹システムの刷新を決断

オロ:最初に、ZAC導入以前の課題についてお教えください。
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青山様:当社では、オフコンで稼働する基幹システムを1997年に構築しました。しかし、システムに柔軟性がなく、その後の外部環境の変化に対応できないまま15年以上も利用を継続した結果、さまざまな非効率が発生していました。
旧システム最大の問題は、結果だけを入力・管理するシステムになってしまっていたことです。販売目標に対する進捗状況をチェックする機能もありましたが、使い勝手が悪いため誰もその機能を使っていない。掲げた目標を元に未来に向けてどうアクションする(フロー管理)か、ということがシステム上ほとんどできていませんでした。つまり、結果管理ツールとなっていたのが実態です。
利用ライセンスは管理職だけに与えられていて、一般社員のほとんどは自分が携わった案件の売上すら把握していない。管理職は売上を入力しますが、原価は別の部門が入力するため、売上総利益に責任を持ちづらい運用となっていました。これでは会社を強くすることができない、というのが経営陣のシステムに対する課題認識でした。
このような背景があって、システムを一から見直そうという取り組みが2011年からスタートしました。各部門責任者と外部ITコーディネーターによるワーキングチームが発足され、以後こちらが主体となって、経営会議への上申や、RFP(Request For Proposal:提案依頼書)の作成、ベンダー選定などを進めてきました。
オロ:RFPはどのような内容のものだったのでしょうか。
青山様:RFPでは、新システムに3つの条件を求めていました。まず「外部環境・内部環境の変化に対応できる拡張性を持ったシステムであること」。次に「運用コストを含むIT関連費用の適正化を図れること」。最後が「経営ビジョンの実現に向けて、中長期的に経営計画遂行の直接支援が可能であること」です。
最後の条件にある「経営計画遂行の直接支援」というのは、要するにそのシステムを見れば、全社の経営状況がリアルタイムに把握でき、正しい経営判断を行うことができるということを表しています。

「売上:原価=1:n」に対応できるのはZACだった

オロ:システム選定プロセスはどのようにして進んだのでしょうか?
青山様:当社はJTBグループではありますが、旅行業ではなく広告制作や販促企画を行う広告会社です。当社のような業態でも使えるシステムということでITコーディネーターが5社ピックアップをしましたが、結局どのパッケージシステムも当社業務にフィットしませんでした。
春名様:広告業の場合、一つの売上に対して複数の原価が発生するため、「売上:原価=1:n」となる業務管理が求められます。しかし、どれも「売上:原価=1:1」が基本設計となっていて、当社で利用するにはなんらかのカスタマイズが必要でした。
ZACの場合、「売上:原価=1:n」が基本設計となっているので、特にカスタマイズをしなくても基本機能だけで当社の業務にフィットしました。ZACを知ってからは、他の5社を導入することは考えられなくなりましたね。
青山様:JTBグループで利用している共通会計システムとの相性も重要な要素でした。ZACはフロントシステムとして売上・仕入などの業務処理を行い、仕訳データを会計に流すことができます。フロントにZACを配置し、JTB共通会計システムと仕訳データ連携を行う形は理想的でした。他のJTBグループ会社でもZAC導入実績があることは知っていましたので、共通会計システムとのインターフェース開発も問題ないだろうと判断しました。
RFPで定めた各条件との適合、JTBグループ共通会計システムとの連携、あとは「売上:原価=1:n」の基本設計を持っているという点、これがZAC導入の決め手になりました。

ZACを積極活用するチームでは、売上予測の乖離率が改善された

オロ:ZACの正式稼働からちょうど半年経過しています。現在のご利用状況を教えてください。
青山様:導入初年度ですので、今期はZACの運用定着に注力しています。今期のデータが揃う来年度からが本格活用と考えていますので、今は準備の段階です。
現場社員からの評価は高いですよ。旧システムも知っている年配のベテラン社員からは「ZACは旧システムより使いやすい、いい仕組みだ」という評価をもらっています。
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春名様:すでにZACを積極的に利用している営業チームもあって、そこでは見込み案件など先々の受注予定をZACできっちり管理しています。結果として、そのチームでは3カ月先の売上予測の乖離率がZAC導入後4%に抑えられています。チームによっては乖離率が100%を超えるようなこともありますから、ZACによってマネジメントのレベルが格段に向上しているのだと思います。
旧システムでは管理職だけが数字を把握していましたが、ZAC導入後は一般社員が自分の売上はもちろん、3ヶ月先のチーム売上予測まで把握しています。マネジメントの意識が、管理職から下のレイヤーにまで浸透しているのはよい傾向だと思います。まさに総務部のやりたかったことが、ZAC導入によって実現できています。
社内向けのZAC説明会ではツールとしての操作方法以前に、ZAC導入によって実現したい「5つの改革」(表1)について必ず説明をしています。手段ではなく目的からきちんと啓蒙を行うことで、一般社員の意識改革をうながすことができますし、ZACの運用もより定着するものと考えています。
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青山様:ZAC導入から3年以上経過している他のJTBグループ会社からは「ZACをしっかり活用しているチームは、営業成績もよい傾向にある」という話を聞いています。この例からもわかるように、経営状況の把握とマネジメントレベルの向上は、ZACによってしっかりと実現していけるのではないでしょうか。
オロ:本日はありがとうございました。


株式会社JTBプランニングネットワーク 会社概要

事業概要:
JTBプランニングネットワークは、旅行パンフレット・カタログ・ポスターから帳票・ハガキ・名刺にいたる、あらゆる印刷物制作の実績・ノウハウを活かしつつ、多数のホームページ制作や電子パンフ・カタログの制作及び広告宣伝~販売にいたるトータルを、「アイデア力」「デザイン力」「IT先端技術」を駆使して企画・提案し、お客様・クライアントのご要望にお応えする"クリエイティブな印刷&販促企画会社"として発展を続けております。
所在地:
〒541-0056 大阪府中央区久太郎町2-1-25 JTBビル5F
URL:
http://www.jtbcorp.jp/jp/jtb_group/jpn/
設立:
1987年3月1日
社員数:
130名 ※2014年7月現在
インタビュー協力:
総務部 シニアビジネスプロデューサー 青山 清満 様
総務部 マネージャー 春名 貴光 様
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