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株式会社エスキュービズムへの導入実績

システム開発業 株式会社エスキュービズム ZAC導入事例

組織の急成長を支える管理体制を、ZAC導入により構築
"組織の成長にあわせて、それにふさわしい業務上の統制やオペレーションをつくり上げることが急務でした。ZACはその課題解決に大きく貢献してくれたと思います。"
―経営管理部 大橋 秀光 様

株式会社エスキュービズム

株式会社エスキュービズム・テクノロジーは、企業や店舗のオムニチャネル化を支援するソリューションを提供するシステム開発会社です。売上、社員数の増加にともない、業務上の統制不備やオペレーションの非効率が顕在化してきた同社は、この課題を解決するためZACの導入を決定しました。ZAC導入の効果について、株式会社エスキュービズム・ホールディングス 経営管理部 大橋秀光様にお話をうかがいました。
※内容はすべてインタビュー時(2016年6月時点)のものとなります。
2016年10月1日付けにて、株式会社エスキュービズム・テクノロジーは株式会社エスキュービズムと合併しておりますが、会社名、御役職などすべてインタビュー当時のまま掲載しておりますことをご了承ください。

会計監査で指摘された「業務上の統制不備」を改善したい

エスキュービズム・ホールディングス 大橋様
オロ:エスキュービズム・テクノロジー様の事業内容を教えてください。
大橋様:当社は、ECサイト構築パッケージ「EC-Orange」をはじめ、タブレット型のPOSレジ「EC-Orange POS」や、飲食店向けのオーダーシステム「Orange Handy」など、オンラインとオフラインの両面を支援するパッケージを提供しています。競合他社が企業連合によってアプローチするオムニチャネルソリューションを、自社のシングルパッケージのみで統合的に提供できることを強みとしています。
また、新規事業としてIoT事業にも力をいれており、オンライン・オフラインを問わず、ユーザーエクスペリエンスを総合的にプロデュースできる企業となることを目指しています。
オロ:ZAC導入前の課題を教えてください。
大橋様:一番の課題は、業務上の統制が取れていないことでした。たとえば、当社はお客様の「検収書」をもとに売上計上を行っていますが、検収書のフォーマットが担当者によってバラバラ、中には内容不備のため検収書としての効力を持たないものもあり、売上計上のルールを全社で統一できていませんでした。これらの問題は会計情報の信頼性を損ねる要因となるため、案件規模、売上規模が大きくなるにつれ、会計監査時に指摘を受けるようになっていたのです。
もうひとつの課題が、原価計算と利益管理です。以前は、案件で発生する外注費、ハードウェアの仕入、エンジニアの労務費を経理部門が集計し、ExcelやGoogleスプレッドシートを使って手作業で原価計算をしていました。しかし、複数案件を担当するエンジニアの労務費は作業工数による按分ではなく感覚的に各案件に割り振られていたので、原価計算の正確性を欠いていました。
加えて、売上計上・仕入計上のフローが統一されていないため、案件別の利益を算出する際に計上すべきコストが漏れていることもありました。経営者からは「この利益は本当に正しいのか?すべての数字は揃っているのか?」ということをずっと言われ続けていて、この状態を改善することが急務でした。
原価計算、利益管理を正確に行うためにも、まずはその土台となる業務上の統制を確立する必要があります。そこで、帳票フォーマットの統一をはじめ、申請・承認プロセスを含めた売上計上・仕入計上に至るフローを構築するため、システムの導入検討を開始したのです。

「クライアント別の収支が見たい」。経営層のニーズに応える機能性を高く評価

エスキュービズム・ホールディングス 大橋様
オロ:システム選定はどのように行われましたか?
大橋様:オロともう1社を選定の候補に挙げていましたが、当社のシステム要件が厳しすぎたのか、もう1社は提案を辞退してしまい、最終的にはオロのZAC1本に絞りました。特に重視したのは、業務上の統制を確立できるか、帳票フォーマットをカスタマイズできるか、事業セグメント区分や案件ステータスを持てるか、といった要件です。
機能面に関しては、個々の案件を一つ上の階層で集約して、大きなまとまりとして利益を管理できる「プロジェクト管理機能」が高く評価されました。経営層にとっては、案件ごとの細かい数字よりも、クライアント単位など大きな括りで利益を確認できることの方が重要です。エンジニアの作業工数についても、細かな部品単位の開発工数より、それら部品がひとまとまりになった機能単位での開発工数を知りたいというケースがほとんどです。ZACのプロジェクト管理機能は当社のこのようなニーズにうまく応えてくれる機能でした。機能の充実、カスタマイズの柔軟性、導入費用など、ZACは当社の条件を十分に満たすものでした。

ZACにより実現した業務上の統制を、監査法人も高く評価

オロ:導入目的だった「統制の確立」は実現しましたか?
大橋様:以前は、検収書のない案件が存在したり、検収書フォーマットが統一されていないことが会計監査上問題視されていました。ZAC導入後は、帳票のフォーマットが統一され、さらに、検収書のPDFスキャンをZACにアップロードしなければ、売上計上、請求書発行など業務プロセスを先に進められない仕組みに改められました。当初目指していた、売上計上・仕入計上に至るルール、フローの統一がZACによって実現したのです。
また、ZACには各案件の検収予定日や、入金予定日を登録することができるので、ZACのデータを毎月末チェックして、検収が遅れている案件や、未入金案件については担当者にメールアラートを飛ばす仕組みも構築しました。営業担当者やプロジェクトマネージャーは複数の案件を担当しているので、この仕組みによって作業漏れがなくなったことは大きな効果です。
さらに、ZAC導入を機に、受注前の案件管理についても体制を改めました。これまでは営業担当者が受注予定金額を報告していましたが、このやり方ではどうしても金額の読みが甘くなり、売上見込の精度が低くなってしまうのです。各事業部にZACのオペレーションを専任で行うチームを作り、ここが案件登録や、受注予定金額の管理を行うことで、見込の精度も大幅に向上しました。
このように、ZACを核に業務フローやオペレーションの見直しを行うことによって、事業の急成長に対して後手を踏んでいた管理体制の構築をようやく実現することができました。以前は統制上の不備を指摘していた監査法人も、ZACを中心とする管理体制の進化については高く評価しています。
エスキュービズム・ホールディングス 3つのポイント

進行中案件のコスト予実や利益着地見込を可視化、早期のアクションに活かす

エスキュービズム・ホールディングス 大橋様
オロ:もうひとつの課題だった、原価管理、利益管理に関して、ZAC導入の効果を教えてください。
大橋様:進捗中の個別案件に関して、現時点のコスト予実状況と、利益の着地見込を可視化できるようになりました。以前のExcelやGoogleスプレッドシートを使った原価計算では、労務費の予実対比や、利益の着地見込などのレポートをどうしても作ることができなかったので、これは大きな変化でした。
これによって、当初予定よりも工数が上振れして利益が圧迫されている案件を、早い段階でチェックすることができるようになりました。工数の上振れは利益の圧迫だけでなく、プロジェクトの遅延にも繋がるので、そのような案件には上級プロマネを参加させ、案件進捗を当初予定に戻すためのアクションを早期に取るようにしています。
オロ:経営層のみなさまは、ZACをどのように活用していますか。
大橋様:月次の経営会議があり、そこでZACのデータを元にしたレポートを使用しています。クライアント別の売上・仕入・工数・利益の確認から、コスト予実差異の大きい進行中案件への対策について、経営層および部長陣で確認しています。経営層は主に売上や利益などの経営数値の確認を、プロマネや営業などの実務担当者は検収や入金確認など、主に実務ベースのチェックを行う形でZACを活用しています。

管理体制の構築を目指す成長企業にとって、ZACは最適なソリューション

オロ:エスキュービズム・テクノロジー様の経営に、ZACはどのように貢献しましたか?
大橋様:当社では年々案件数、売上金額、社員数が拡大していますが、その成長スピードに対して管理体制の構築が追いつかず、業務上の統制不備や、オペレーションの非効率といったひずみが組織内に生まれていました。さらなる成長を実現するためにも、これらの課題はどうしてもクリアしなければならないものでしたが、ZACはその課題解決に大きく貢献してくれたのではないかと思います。
当社の業務管理はExcelからスタートし、仕組み化や、社員への教育を行いながら少しずつ形を作り上げてきました。業務上の統制をさらに一段階レベルアップする必要のあった当社にとって、高い機能性と柔軟性を持ったZACの導入は正しい判断だったと思います。管理体制の構築や、オペレーションの洗練を目指す成長中の企業にとって、ZACはおすすめできるシステムではないかと思います。
オロ:本日はありがとうございました。


株式会社エスキュービズム・テクノロジー 会社概要

事業概要:
エスキュービズム・テクノロジーは、エスキュービズムグループの根幹を成すテクノロジーの専門集団です。エンドユーザーのことを常に考え、感動や驚きを提供できる開発を心がけています。オムニチャネルソリューション、O2Oソリューション、EC構築ソリューション、タブレットソリューション、IoT事業などを通じて、多様化する消費者ニーズを十分に捉えた最高の商品開発に取り組んでいます。
所在地:
〒150-0011  東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビルA館4F
URL:
http://tech.s-cubism.jp/
設立:
2006年5月
社員数:
80名
インタビュー協力:
経営管理部 大橋 秀光 様
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