・SEOチェキを具体的にどう使えばいいのか知りたい
上記の課題をお持ちの方は本記事が解決の一助となりますので、ぜひご一読ください。
SEOチェキ(せおちぇき)とはインターネット上で公開されているSEOに関する情報を収集可能な無料ツール。「ロプロス」というハンドルネームをもつ運営者により開発・運営されています。
2009年に公開され、10年以上に渡り無料で活用できるSEO対策ツールとして高い評価を得ているサイトで、GoogleやYahooの仕様変更とともに機能を変えながら運営されてきました。
Ajaxを利用したインターフェースでの快適な動作と直感的に使用できる使い勝手の良さが特に魅力的なツールです。
>「Semrush」競合調査・キーワード調査・効果検証までSEO改善がこれ一つで!
SEOチェキを活用する上で確実に抑えておきたいのが下記の5つの機能。実際の画面を表示しながら紹介します。
・サイトSEOチェックタブ
・検索順位チェックタブ
・キーワード出現頻度チェックタブ
・発リンクチェックタブ
・Whois情報チェックタブ
「サイトSEOチェックタブ」はURLで指定したページのSEO評価に関連する多くの情報を一つの画面で網羅して表示できる機能。SEOチェキの根幹の機能とも言えます。
下記で解説する4つのタブをはじめとする様々な情報を確認することで、SEO対策における改善点の仮説を立てるにあたって判断材料となりうる情報を抽出可能です。
検索窓にURLを入力すると、次のような結果が表示されます。
ここでは以下のサイト分析が可能です。
●title・meta description・meta keywords・h1タグ
●発リンク数(内部リンク・外部リンク)
●最終更新日時・ファイルサイズ・読込時間
●Alexaランキング
●Google・Yahoo!のインデックス数
●利用ホスト
●ドメインの登録年月日
●ソーシャルサイト
●title・meta description・meta keywords・h1タグ
サイトに設定されている<title><meta description><meta keywords><h1>の主要情報を、HTMLソースコード見ずに、確認することが出来ます。特に<title><h1>とSEOに重要な指標となるため、競合調査において必須項目になります。
●発リンク数(内部リンク・外部リンク)
サイト内に存在する内部リンクと外部リンクの発リンクを確認することができます。
さらに内部リンクと外部リンクの数だけでなく、
・リンク先のタイトル(<title>とは異なる)
・サイトURL
・follow/nofollow
まで分かります。
必要なページにnofollow設定をしていないかどうかの確認をしましょう。
●最終更新日時・ファイルサイズ・読込時間
サイトスピードはユーザー体験に大きく影響を及ぼすため、表示に時間のかかる場合は、ページ改善が必要です。
この機能では、スピードの品質チェックまで難しいため、より詳細をチェックするには
GoogleのPageSpeed Insightsでスコア測定してみましょう
https://pagespeed.web.dev/?hl=ja
●Google・Yahoo!のインデックス数
インデックス数とは、クローラーによって検索エンジンのデータベース上に登録されているページ数をいいます。
SEOチェキでは、Google、Yahoo!の検索エンジンにインデックスされているページ数も調べることもできます。
インデックス数が多いほど、規模が大きい、もしくは、品質の高いページが多いサイトであるといえます。
●利用ホスト
「利用ホスト」では、サーバーのIPアドレスを確認することが出来ます。
●ドメイン取得年月日
「ドメイン取得年月日」では、サイトの運営年数に紐づくものです。
公式ではドメインの年数はSEO評価上では関係ないとされていますが、2~3か月以内に取得されたドメインよりも3年以上前から存在するドメインの方が評価がつきやすい傾向があります。
競合をはじめに調査する際は、このドメインの登録年月日もチェックしておくようにしましょう
●ソーシャルサイト
・ソーシャルブックマーク登録数
・Facebookの「いいね!」の数や
からサイトのサイテーション分析に役立ちます。
「検索順位チェック」タブはサイトのURLおよびキーワードを入力することで、キーワードでの
・Yahoo
・Google
での検索における、順位が表示される機能です。
指定したページが狙っているキーワードで上位に表示されているか、簡単な入力で一目で確認が可能です。
キーワードは3つまで同時に指定して同じ画面で確認できるため、複数のキーワードで上位表示を狙っている場合、同時にそれぞれのキーワードにおける検索エンジンからの評価を確認できます。
場合によってはメインで想定していたキーワードでの対策を強化するよりも上位を狙いやすいキーワードへの対策を強化するような戦略変更の指針にもなりうるかもしれません。
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次に「キーワード出現頻度」チェックタブ は、あるページの中で頻出のキーワードの出現回数・出現率を抽出し、一覧で表示する機能です。
URLを入力することで、そのページの総ワード数・頻出ワードの出現数・出現率(出現数 / 総ワード数)を一画面で確認することができます。
活用できるケースとしては、対策したいキーワードにおける上位ページのキーワード出現頻度を確認することで、どのような他のキーワードと関連づいた内容が検索エンジンに評価されているか分析したい場合などが挙げられます。既に自社コンテンツがある場合は上位ページ複数と自社コンテンツのキーワード比率を比較することで、足りない要素が抽出できるかもしれません。
現在、キーワードの利用比率のみを不自然に増やすようなSEO対策は効果が出にくくなっています。しかし良質なページに必然的に含まれているキーワードは読者にとって有益である可能性が高いことには変わりはありません。キーワード出現頻度を確認する重要性は依然として高いと言えるでしょう。
次の「発リンク」チェックタブは、あるページに張られている内部リンクおよび外部リンクをまとめて抽出できる機能です。
URLを入力することで、
・総発リンク数
・外部リンク数
・内部リンク数
・nofollowリンク数
・発リンクURL
の調査が可能です。
適切な発リンクはページのSEO評価向上に寄与しますが、逆に不適切なリンクや質の低いサイトへのリンクは悪影響になりかねません。
そこで、発リンクチェックを用いて発リンクの状況を適宜見直す(不要なリンクの削除・より適切なリンクの設定)ことで、ページの評価の改善が図れます。
最後に「Whois情報」チェックタブです。指定したドメインまたはURLのドメイン登録者の情報を確認できる機能です。
サイトを入力することで、以下の
・ドメインの登録者
・ドメインの登録年月日
・ドメインの有効期限
情報を確認できます。
SEO評価の一要素としてドメインそのものの評価(ドメインパワー)が挙げられますが、ドメインの運用年月(ドメイン年齢)もドメインパワーに影響すると言われています。
競合サイトのドメイン年齢を調査する場合や、中古ドメイン(ドメイン年齢が高く、一定の評価が既に付いている可能性のあるドメイン)の購入を検討している場合、対象のドメイン年齢を確認する際に活用できます。
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HTTPヘッダ情報とは、指定したURLのサーバからのHTTPレスポンスヘッダ情報を表示する機能。
サーバソフトウェアの種類、ページの最終更新日時、クッキーの内容といった情報を確認できます。
SEOチェキではキーワード比率や発リンクなど、目に見える部分の情報のみならず、ブラウザでは表示されないHTTPヘッダ情報まで簡単に確認できます
SEOチェキの主な機能について紹介しましたが、これらの機能を活かしながら具体的にサイトをどう改善していくのか、具体的な手法を解説します。
まず、サイト全体を改善するにあたっての方向性の策定にSEOチェキの機能を活用できます。
例えばサイトSEOチェック機能ではサイトの読み込み時間の測定が可能です。読み込み時間が長いと、ユーザーはコンテンツを見ることもなく離れてしまう恐れがあり、SEO評価に響きかねません。
読み込み時間を短縮するために即座に対応できる施策としては画像のサイズを縮小するなどが挙げられます。
また、SEO上の評価を得るためにもサイト内で動線を設計し、目標とするコンバージョンを達成する意味でも外部・内部への発リンクも非常に重要です。SEOチェキの機能を活用し、発リンクの洗い出し・整理を行うことも効率的、効果的な施策と言えるでしょう。
個々のテキストコンテンツは比較的簡易に改善が可能な上、SEO評価を大きく向上させうることも可能なため、工数に対して効果の大きい施策と言えます。
テキストの改善に特に役立つのがキーワード出現頻度チェック。上位サイトに共通して出現するワードのうち、自社サイトで出現頻度の少ないものを抽出することで、検索エンジンが評価する要素のうち自社コンテンツに欠けている要素の仮説検証が容易になります。
単に不自然にキーワードの数を増やすような場当たり的な施策ではなく、欠けているキーワードから欠けている要素を推測し、追加することで検証する姿勢が重要です。
サイトに具体的な改善施策を行ったら、その効果検証として活用できるのが検索順位チェックタブ 。狙ったキーワードでの順位が改善前よりも向上しているのであれば方向性が間違っていない可能性が高い、動かない、もしくはむしろ下がるようであれば施策の方向性を変える、ないしは元に戻すといった対策が考えられます。
SemrushとはSemrush Inc が提供するSaaS プラットフォームで、世界最大規模の被リンク・キーワード、webデータを保持しています。
市場・競合・自社のSEO調査をこれ一つで行うことが出来ます。
【Semrushでできること】
・競合サイトのSEO分析
・競合サイトの流入ワード分析
・自社サイトのテクニカルSEO分析
・自社サイトと競合サイトとの流入ワード差分
・競合と自社の検索表示順位推移(ポジション・トラフィック)
など
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SEO対策にはSEOツールの活用は不可欠です。「SEOチェキ」をはじめとした無料で利用できるものから、かなり高額なものまで幅広く存在します。どのツールから始めたらいいか迷われたら時には、世界No.1のSEOツール「Semrush」をお試しされるのはどうでしょうか?
「Semrush」は、競合サイト分析、ターゲットキーワードの発見、検索表示順位計測、テクニカルSEOエラーの検出、被リンク調査などSEO対策を行うために必要な機能が一つになったSEOオールインワンツールで、カスタマーサクセス(電話、メール、オンラインデモ)も無償です。
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