リンク否認ツールとは?低品質な被リンクへの対策方法
Webサイトが公開され運用が始まると、外部サイトより被リンクをもらう機会が増えてきます。「リンク否認」とは、被リンクのなかでも品質が低いものを無効化するようGoogleに申請することをいいます。被リンクの存在はSEOの評価を受けるためにも大変重要なものですが、低品質なリンクがついてしまうと逆効果になってしまうこともあります。本記事では、低品質なリンクの見分け方と、ついてしまった場合にリンク否認ツールを活用して無効化する方法をご紹介します。

リンク否認とは
webサイトにはさまざまな形で被リンクが発生しますが、第三者によって発生した被リンクはサイトの運営者側でコントロールすることができません。
通常、被リンクの獲得は「外部サイトが自社コンテンツを高品質コンテンツとして参照しているもの」とみなされ、webサイトにとってプラスになるのですが、低品質なリンクの場合はマイナスになってしまいます。
そういった場合にリンク否認ツールを活用してリンクの否認をすることで、マイナスな影響を打ち消すことができるのです。
Googleの提言する否認すべきリンク4種類
Googleの「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」では、以下3つの種類の被リンクを低品質としています。
▼Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー
https://developers.google.com/search/docs/essentials/spam-policies#link-spam
実際にどういった被リンクが低品質と判断できるのか、ポリシーを含む4つの種類を解説します。
1有料リンク購入
2過剰な相互リンク
3自動リンク生成
4意味のないリンク集
有料リンク購入
SEOの評価を受けるための以下のような売買行為は、有害性が高いものと判断されます。
・被リンクそのものを購入
・リンク自体やリンクを含む投稿に対して報酬を与える
・被リンク設定と引き換えに商品を送る
過剰な相互リンク
webサイトを運営していると、お互いのサイトを紹介しあう目的で、互いにリンクを貼り合う「相互リンク」と呼ばれる行為が存在します。
同じ業界同士や似たようなジャンルの、関連性の高いサイト同士の相互リンクは効果的ですが、リンク獲得だけが目的の関連性の低いサイトからの相互リンクは低品質といえるでしょう。
自動リンク生成
一昔前は被リンクを受ければ受けるほど評価に繋がるとして、ひたすらに数を集めることを目的とした自動生成の被リンクが存在していました。
しかし最近では、被リンクの数よりも質が重視されるようになったため、SEO目的の数だけを集めることを目的としたリンクは低品質といえます。
意味のないリンク集
webサイトの中にはさまざまな種類のサイトをまとめて紹介している「リンク集」と呼ばれるサイトが存在します。
特定のジャンルに特化した有益なリンク集もありますが、リンクの獲得だけを目的としたコンテンツとして無意味なリンク集は低品質なリンクであると判断できます。
>「Semrush」index/noindex調査・被リンク調査・内部診断までSEO改善がこれ一つで!
Googleによるスパムアップデート
2021年には4回、2022年には2回とGoogleは定期的に「スパムアップデート」を行なっています。その中には被リンクによるスパムも存在しており、以下のような行為は「リンクスパム」であるとGoogleが明言しています。
Google は、ウェブページの関連性を判断するための重要な要素としてリンクを使用しています。Google 検索の検索結果ランキングを操作することを目的としたリンクは、リンクスパムと見なされる場合があります。これには、自分のサイトへのリンクを操作する行為も、自分のサイトからのリンクを操作する行為も含まれます。
▼Google スパムアップデート
https://developers.google.com/search/updates/spam-updates
▼Twitter:Google Search Centralアカウントでのアナウンス
https://twitter.com/googlesearchc/status/1582748832231628800
このように、SEO対策を目的としてスパム的に被リンクを獲得すると、Googleスパムアップデートによって検索結果から除外されてしまうため、絶対に行わないようにしましょう。
GoogleSearchConsoleで「リンク否認」する3STEP
被リンクは第三者から自分のサイトに向かって設置されるため、低品質なリンクがあってもリンクの削除や修正をコントロールできないこともあります。
そういった場合は、GoogleSearchConsoleの機能の一つである「リンク否認」を行うことで、リンクを削除することなくリンクの効力を無効化することができます。
詳細はGoogleSearchConsoleのヘルプサイトにあります。
▼サイトへのリンクを否認する
https://support.google.com/webmasters/answer/2648487?hl=ja
実際に、GoogleSearchConsoleを利用してリンク否認ツールを使用する際の手順を解説します。
STEP1 低品質な被リンクの精査を行う
STEP2 否認するリンクをテキストファイルにまとめる
STEP3 リンク否認ツールにファイルをアップロードする
STEP1 低品質な被リンクの精査を行う
被リンクを1つずつ、意味のないリンク集ではないか?関連性の低い相互リンクに該当しないか?の観点でチェックします。
その際、被リンクの数が膨大な場合は1つずつ目視することが大変なので、ドメイン単位でチェックしていきましょう。
低品質なリンクが見つかった場合、チェックを入れておきます。
STEP2 否認するリンクをテキストファイルにまとめる
被リンクの精査を行なった結果として、低品質なリンクが見つかった場合は、該当するリンクに絞り込んでテキストファイルにまとめます。
否認するリンクをリンク単位で否認するか、ドメイン単位で否認するかを分けた状態で以下のようにテキストファイルに記載しましょう。
# 否認するページ 2 件
http://spam.example.com/〜
http://spam.example.com/test/〜
# 否認するドメイン 1 件
domain:example.com
STEP3 リンク否認ツールにファイルをアップロードする
テキストファイルが完成したらリンク否認ツールへアクセスし、否認する対象のプロパティを選択した後に、テキストファイルをアップロードします。

この際、過去にリンクの否認を実施したことがある場合は、既存の否認用のテキストファイルが表示されるので、ダウンロードして上書きをしてアップロードしましょう。
>「Semrush」サイト診断・順位計測・キーワード調査などSEO対策にフル活用!
今日から使える!被リンクチェックツール
被リンクの否認には、除外すべき被リンクの洗い出しが不可欠必要です。
そこで2つの被リンクチェックツールをご案内します。
GoogleSearchConsole
Googleのサイト管理ツール、SearchConsoleで被リンクの一覧を取得で取得することが出来ます。

被リンクの一覧を取得するためには、GoogleSearchConsoleにアクセスし、サイドバーの「リンク」を選択してください。
webサイトに設置されている被リンクが確認できるので、画面右上の「外部リンクをエクスポート」>「最新のリンク」から、被リンク一覧をダウンロードします。
Semrush

SemrushとはSemrush Inc が提供するSaaS プラットフォームで、世界最大規模の被リンク・キーワード、webデータを保持しています。
Semrushには5種類の被リンク機能があります
■Semrush被リンクツール5種
①バックリンク分析(競合被リンク調査ツール)
②Backlink Audit(被リンク有害性調査ツール)
③Link Building Tool(被リンク提案ツール)
④一括バックリンク分析(被リンク一括調査ツール)
⑤バックリンクギャップ(被リンク競合差分洗い出しツール)
▼参考:被リンク機能一覧
https://semrush.jp/functions/
▼▼▼7日間無料トライアル実施中▼▼▼
https://semrush.jp/
「バックリンク分析」機能で競合被リンク調査
なかでも競合の被リンク調査が可能な「バックリンク分析」機能を使用して、被リンク取得する方法を案内します。

(1)SEO>「バックリンク分析」機能をひらく
(2)おすきなサイトURLを入力し、「分析する」ボタンをクリック

(3)「バックリンク」タブに移動し、お好きな要件で絞り込み、「エクスポート」ボタンをクリック
※挿入画像では、「アクティブ(現在も有効な被リンク)」「参照ドメイン1」にて絞り込み
(4)エクスポート一覧にて、競合の獲得している被リンクの内訳
・ドメインスコアの高い被リンク
・有害性の高い被リンク
・サブドメなどの被リンク
・follow/nofollowの被リンク
の分析が可能です。
【その他Semrushでできること】
・自社サイトのテクニカルSEO分析(YMYL、スピードチェック、重複コンテンツ)
・自社サイトと競合サイトとの流入ワード差分
・競合と自社の検索表示順位推移(ポジション・トラフィック)
・競合サイトのSEO分析
・競合サイトの流入ワード分析
など
ただいま7日無料でトライアルいただけます。
▼▼▼7日間無料トライアル実施中▼▼▼
https://semrush.jp/
リンク否認ツールの注意点
リンク否認ツールはリンクの効力を無効化する強力な機能なので、以下の2つの点に注意して実施しましょう。
リンクの否認は慎重に実施する
関連性の高い被リンクは、webサイトの評価を高めることにつながるため、SEO対策としても効果的です。そういったリンクを一度否認してしまうと、SEOの評価が下がってしまう恐れがあります。リンク否認リストの中に関連性が高く、webサイトの評価を高められそうな被リンクが含まれていないか慎重にチェックしましょう。
リンク無効化が完了しても連絡はない
リンク否認ツールは、否認リストをアップロードするだけの機能であり、リンクの無効化がGoogleSearchConsole側で完了したとしても、連絡はありません。低品質なリンクを徹底的に無効化したい場合は、リンク元のサイト運営者に連絡し、リンクを削除してもらいましょう、
>「Semrush」被リンク調査・キーワード調査・効果検証までSEO改善がこれ一つで!
まとめ:リンク否認ツールを活用して低品質なリンクをブロックしよう
SEO対策の一環として、被リンクを獲得することは効果的な対策ではありますが、低品質なリンクを集めてしまうことは逆効果です。
そういったことがないように、定期的にリンクの精査を行い、低品質なリンクがあった場合は、リンク否認ツールを活用してブロックしていきましょう。
被リンク調査におすすめなSEOツール「Semrush」
記事内紹介のSEOツール「Semrush」をいますぐお試し!