SEO対策の種類ごとに費用相場が異なるという解説でも触れましたが、SEO対策の支払方式はいくつかの種類に分かれており、その支払方式によってもSEO対策の費用相場は変動します。
SEO対策の費用を確認する際は金額だけではなく、支払方式まできちんと確認することが重要です。
SEO対策サービスの支払方式は主に成果報酬型、月額固定型、一括支払型の3種類のいずれかに分かれることが多く、費用発生のタイミングなどの特徴が異なっているため、それぞれを混同して考えないように注意しましょう。
成果報酬型とは、SEO対策を行ったサイトが、10位以内など事前に設定しておいた検索順位以内に表示されて初めて費用が発生するという支払方式です。
つまり、この成果報酬型では検索結果が上位に入るなどの成果が出なければ費用を支払う必要はないということでもあります。
希望するキーワードの検索結果でサイトが上位に表示されるようになると、表示されていた日数×指定の価格を費用として支払うことになりますが、成果報酬型では1日辺りの指定価格が500円~1万円程となっているため、費用相場は数万円から数十万円程です。
また、成果報酬型では、検索結果の上位に表示されない限り費用が発生しない代わりに、検索順位が高ければ高いほど費用も高くなるようになっており、特定のキーワードで調べた際の検索結果の上位表示を目標としている方向けの支払方式と言えるでしょう。
月額固定型は、文字通り毎月決まった金額を定期的に支払う支払方式です。支払いのタイミングが1年ごとの場合は年額固定型となります。
この支払方式は先ほどの成果報酬型とは違い、検索結果の順位に関係なく固定料金を支払う必要があり、毎月の費用相場は小規模であれば数万円から、大規模であれば100万円以上と非常に幅が広いようです。
また、SEOコンサルティング、SEOライティング、外部SEO対策などでよく採用される支払方式であることも特徴といえます。
成果報酬型とは異なり、検索結果の上位に表示されなくても費用が発生するのはデメリットではないかと思われるかもしれませんが、検索結果の上位に表示されるようになった後も支払うのはずっと同じ金額でいいというメリットにもなるため、メリット・デメリットどちらを重視するかは、依頼者次第と言えるでしょう。
一括支払型は、SEO対策の費用を一括で支払う方式であり、SEOライティングや内部SEO対策など長期ではなくピンポイント的な施策を行うSEO対策でよく採用される支払方式です。
一括支払型は、成果報酬型や月額固定型のように定期的な支払方式ではなく、一度限りの支払いとなっているため、合計金額で考えれば前者2つよりも費用相場は比較的安めになっていますが、その分、一回の支払金額の幅はより大きくなっています
一回の依頼で数万円の費用を支払うSEOライティングも、100万円以上かかる内部SEO対策もいずれも一括支払型で支払われる事が多いため、一括支払型の費用相場で考えるのではなく、SEOライティングや内部SEO対策などそれぞれのSEO対策サービスの費用相場で考えた方が賢明でしょう。
SEO対策は、専門知識や経験のある人が社内にいれば外注を行うことなくコストを抑えることができるかもしれませんが、そういった人がいなければ、SEO対策は専門の会社に外注することになるかと思います。
しかし、会社によっては自社内でSEO対策を行うことができるのもまた事実です。
SEO対策の外注にもメリット・デメリットがあるため、自社内で済ませるか、外注に任せるか悩める方は、是非参考にしてみてください。
SEO対策会社にSEO対策を外注するとなると、プロだからこそ知っている知識や豊富な経験に基づいた実践的かつ総合的なアドバイスを受けることができます。
SEOコンサルティングなどであれば、過去の実績からより効率的かつ、集客率の上昇などの直接的な成果に繋がりやすい提案を受けることもできますが、こういった複合的なサービスは専門の会社に依頼しているからこそであり、自社内でSEO対策を済ませた場合よりも、はるかに売上や業績向上などに繋がると考えられるのではないでしょうか。
SEO対策は検索結果の順位上昇を目的として行われることであり、当然ながら、検索結果に直接関わってくるGoogleの検索アルゴリズムは非常に重要です。
そして、SEOのプロであるSEO対策会社はGoogleの検索アルゴリズムのアップデート情報にも精通しています。
そのため、Googleの検索アルゴリズムがアップデートされても、迅速かつ的確に、どういった対応を取ればいいのかなどという方針も提案してくれるのでしょう。
Googleの検索アルゴリズムアップデートに対応してもらえるといったことは、まさにプロならではの対応であり、そういった事態でプロに頼ることができるのは、SEO対策を外注することの明確なメリットのうちの1つと言えるでしょう。
やはり外注であるため、費用がかかってしまうことは避けられません。頼りになる一方で、小規模でも毎月数万円、大規模なら毎月数十万から数百万円と、かなり多くの費用がかかってしまいます。
だからといってSEO対策を行わないわけにもいかないため、SEO対策の費用対効果や自社における負担割合などを考慮した上で、プロに外注するのは本当に必要な範囲だけに抑えて、後は自社内で対応するなどの対策も考えてみた方がいいかもしれません。
SEO対策は専門会社に任せるのが最も良い結果を出すかもしれませんが、ずっと他社に任せきりでは自社内におけるSEO対策のノウハウが蓄積されないままとなってしまいます。
大規模なサイトの相談や難しい依頼内容は専門会社に任せるのが自然かもしれませんが、いつまでもSEO対策のノウハウが蓄積されないままでは、SEOに関するちょっとした相談や小規模なSEO対策など、外注するほどでもない内容まで他社に頼りっぱなしという会社になりかねません。
そのため、外注に頼り切りになるのではなく、社員もSEO対策会社から技術や対応方法を学習していく姿勢を崩さないでいることが重要です。
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SEO対策を外注することになっても、いざとなるとどんな風に選べばいいのか、何に気をつけなければいけないのかわからなくなってしまう方は少なくないでしょう。
そこで、SEO対策会社を選ぶ際に気をつけるべきポイントや、選んだ後の注意点などについて解説いたします。
世の中にはさまざまなSEO対策会社が溢れ返っていますが、中でも「検索結果の上位表示を約束します」などの根拠が疑わしい宣伝文句を使っているSEO対策会社には気をつけましょう。
宣伝や営業に力を入れている一方で、SEOの専門性も疑わしいような会社も存在するため、外注先は慎重に選ぶことが重要です。
外注先のSEO対策会社が決まったとしても、そこで安心して後のことを全て丸投げしてはいけません。
何故なら、丸投げしてしまうと、依頼しなくてもいいことまで依頼してしまって費用が高くなってしまったり、自社と依頼先との意思疎通が不完全なまま進んでしまい、結果的に自社が望んでいたものではないサイトができてしまうというような事態になってしまったりするからです。
外注先が決まった後は、自社でできる分析は自社内で済ませておき、不必要なことまで依頼して費用を高くしないよう努め、SEO対策会社との意思疎通や情報交換を欠かさないようにしましょう。
SEO対策にかける費用にはSEOコンサルティングやSEOライティングなど複数の種類が存在し、それぞれの費用相場も大きく異なっています。
成果報酬型や月額固定型など支払形式もさまざまであるため、SEO対策を外注する際は、それぞれの費用相場を細かく確認し、予算と相談した上で依頼内容を考えることが重要です。
また、SEO対策を専門会社に外注するとなると、どうしても費用は高くなってしまいがちです。
SEO対策の全てを外注するのではなく、最初の調査・分析くらいを自社内で済ませてから依頼することで費用を大きく抑えられることもありますし、昨今は自社のSEOの運用を外部に依存するのではなくインハウス化を進めていく動きが活発になってきています。
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