記事の筆者
SEMLabo.編集部株式会社オロ Semrushチーム
● クッキーやキャッシュの破損
● ファイルサイズの問題
● ブラウザの拡張機能の影響
● DNSルックアップキャッシュの不一致
● プラグインによる不具合
● サーバーの異常
いくつかの原因が考えられる400(Bad Request)エラーですが、中でもURL文字列のエラーが関わっているケースが多く、まずはURLの打ち間違いがないかを確認しましょう。URLに問題がない場合、順番に他の要因を確認していくのが効率的です。
>「Semrush」サイト診断・順位計測・キーワード調査などSEO対策にフル活用!
400(Bad Request)エラーが起きてしまった場合の6つの対処法をご紹介します。
● URLの記載を確認し修正する
● サイズの小さいファイルに取り換える
● ブラウザーのキャッシュを消去する
● ブラウザーのクッキーを消去する
● DNSキャッシュを消去する
● 拡張機能やプラグインを確認する
主な原因とされるURLの記載ミスの他にも、コンピューターにキャッシュされたデータが400(Bad Request)エラーに関係していることが分かります。それぞれの解決方法を知り、いざという時に落ち着いて対処できるようにしましょう。
400(Bad Request)エラーを解決する方法1つ目は、URLの確認と修正です。特にURLを手入力した場合は、どうしても入力ミスが起きやすくなってしまうでしょう。
URLが正しいかどうかを確認するポイントは以下のとおりです。
● 区切りがスラッシュかどうか
● ハイフンとアンダーバーを見間違えていないか
● 特殊文字がエンコードされているか
コピーペーストができる状態であれば、URL全体を選択してコピー、貼り付けを行う方がミスを防げておすすめです。
画像や動画などのファイルをアップロードリクエストする際に400(Bad Request)エラーが表示される場合は、ファイルサイズを縮小してみましょう。
ファイルサイズの制限は、サーバーによって異なります。ファイルのアップロード直後にエラーが発生した場合は、まずサイズの小さいファイルに取り替えてテストをしてみてください。
問題なく処理が完了するケースでは、ファイルサイズが400(Bad Request)エラーの原因だと分かります。
URLに問題が見つからなかった場合は、ブラウザーのキャッシュをクリアしてみましょう。キャッシュに残っているWebサイトのファイルが破損してしまっていると、本来表示されるべきコンテンツの代わりに400(Bad Request)エラーが表示されます。
キャッシュに保存されるファイルには、画像や動画、HTML、CSSなどのサイトを構成するさまざまなデータが含まれます。
残っている古いキャッシュに問題がある場合は、一度キャッシュを消去することで400(Bad Request)エラーが解決できます。
ブラウザーのキャッシュを消去しても問題が解決されない場合は、クッキーの削除に移りましょう。400(Bad Request)エラーの原因として多いのは、クッキーが期限切れであったり、破損していたりするケースです。
Webサイト上にはログイン情報や、ショッピングサイトのお気に入り登録などを記憶しておくために、複数のクッキーが使用されています。アクセスしようとするサイトでクッキーが利用されている場合は、一度ブラウザーのクッキーを消去してみましょう。
また、クッキーが原因となる400(Bad Request)エラーを防止するには、クッキーに有効期限を設けておくのも有効です。事前に設定しておけば、いちいちクッキーを削除する手間が省けるでしょう。
DNSデータが問題となってで400(Bad Request)エラーが起きているケースでは、DNSキャッシュのクリアが有効です。
そもそもDNSとは、ドメインネームシステムの略語でドメイン名とIPアドレスの対応関係を管理するシステムを意味します。DNSキャッシュを利用することで、過去にアクセスしたサイトにスムーズに接続できるようになるのです。
ローカルに保存されたDNSルックアップデータに破損が見られる場合や、期間が切れている場合は正しくリクエストが処理されません。DNSキャッシュをクリアして、400(Bad Request)エラーが解除されるか確認してみてください。
先にご紹介した5つの対処法を試しても効果が見られない場合は、ブラウザーのプラグインや拡張機能を確認してみるのも手です。
拡張機能がオンになっている状態でリクエストを実行すると、メモリが不足によりWebサイトの読み込みに失敗することがあります。また、搭載しているプラグインのバージョンが古い場合や、設定の不備がある場合も400(Bad Request)エラーの原因となり得ます。
この場合プラグインのアップデートや、利用していない拡張機能のアンインストールで400(Bad Request)エラーが解消できるでしょう。
>「Semrush」被リンク分析・サイト診断・KW調査などSEO対策にフル活用!
400(Bad Request)エラーとは、クライアントのリクエストに何らかの問題があり正しく処理ができなかった状態を示します。エラーメッセージから対処方法を見つけるのが難しいため、自分で原因を突き止め対処することが重要です。
ご紹介した400(Bad Request)エラーの主な原因と解決方法を参考にしながら、落ち着いてエラーに対処できるようにしましょう。
自社サイトのエラーが解決できないとお悩みの場合は、ノウハウの詰まった専用ツールを利用するのもおすすめです。
「Semrush」は、競合サイト分析、ターゲットキーワードの発見、検索表示順位計測、テクニカルSEOエラーの検出、被リンク調査などSEO対策を行うために必要な機能が一つになったSEOオールインワンツールで、カスタマーサクセスも無償です。無料トライアルも可能なので、ぜひ、一度お試しくださいませ。
記事内紹介のSEOツール「Semrush」をいますぐお試し!