被リンクチェックとは?おすすめツールやSEOとの関係も解説
SEOにおいて上位表示狙う際に、コンテンツの質改善やテクニカルSEOチェックなど、色々な施策があります。その中の一つとして、被リンクチェックも挙げられます。
良質な被リンクを多く獲得できると、検索エンジンから高く評価されやすく、サイトのドメインパワー強化にも繋がります。一方で、悪質な被リンクは、ドメインの評価が落ちるだけでなく、検索エンジンからペナルティを受ける場合もあります。
そのため、自サイトに悪質な被リンクが貼られているかどうか、または、競合サイトがどのような良質な被リンクを獲得しているのかなど、調査する必要があります。そこで今回は、被リンクチェックに活用できるツール、施策方法などを紹介します。

被リンクとは?
被リンクとは、他サイトのページから自サイトのページに向けて設置されたリンクのことです。つまり、自サイトが他サイトで紹介されたことを指します。
「バックリンク」や「外部リンク」などとも呼ばれ、SEOにおいて、サイトを評価する上で重要な要素であり、施策の一つとして知られています。
被リンクとSEOの関係とは?
SEOにおいて、検索順位のアルゴリズムはGoogle側で開示されていませんが、キーワードの的確さやコンテンツの品質、被リンクの品質と量、テクニカルなどの要因が挙げられます。
良質な被リンクはサイトのドメインパワーの向上に貢献します。ドメインパワーが強いサイトは、信頼できるサイトとして判断され、上位表示されやすくなります。
一方で、コンテンツ内容とかけ離れているサイト、もしくはスパムサイトからの被リンクは、Googleに評価されにくく、サイト順位に影響することもあります。
そのため、被リンクチェックがSEOにおいて重要なポイントとなります。
被リンクチェックが重要な5つの理由とは?
被リンクチェックとは、悪質な被リンクの排除や良質な被リンクを増やすなど、被リンク対策のことです。定期的に被リンクをチェックすることで、サイトの健康的成長にも繋がります。
被リンクチェックがなぜ重要なのか、具体的に以下のような要因が挙げられます。
1.競合サイトとの被リンク状況を比較するため
2.良質な被リンクが集まりやすいページの特徴を把握するため
3.上位表示に有効な被リンク傾向を調査するため
4.ページランクを予測するため
5.スパムリンクによるペナルティのリスクを避けるため
1.競合サイトとの被リンク状況を比較するため
被リンクチェックは、自社サイトだけでなく競合サイトの分析にも役立ちます。競合サイトがどのような被リンクをもらっているのか、自社と比較することによって、自社でアプローチできそうな掲載サイトを洗い出し、対策していくことができます。
2.良質な被リンクが集まりやすいページの特徴を把握するため
被リンクチェックすることによって、良質な被リンクが集まりやすいページがわかります。多く良質な被リンクをもらっているサイトは、Googleに評価されやすく、自社サイトの改善に参考できます。
また、被リンクが集まりやすいページの傾向を把握できれば、自社コンテンツの作成にも役立ちます。
3.上位表示に有効な被リンク傾向を調査するため
良質な被リンクが集まっているページの傾向を調査すると同時に、有効な被リンクの傾向もわかります。
特に検索順位10位以内にランクされているサイトは、一定Googleに評価されているサイトとなるため、被リンクの傾向を調査することは、自社が今まで気づいていない良質なところの発見、または今後どの程度被リンクを獲得すればよいのかの目安として参考できます。
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4.ページランクを予測するため
ページランクとは、サイトの重要度を示す指標で、かつてSEOにおいて重要な指標として存在していました。Googleが被リンクを基準にサイトを「0~10」の11段階と評価し、数値が高いほど評価が高くなります。
この指標は2013年以降Googleに廃止されましたが、今でも検索順位のアルゴリズムの一つとして存在していると言われています。
したがって、被リンクチェックすることは、自社サイトのページランクを予測し、サイト品質向上に役立ちます。
5.スパムリンクによるペナルティのリスクを避けるため
被リンク業者から購入した被リンクや自動化されたプログラムからの被リンクなど、スパムリンクとして識別されます。
スパムリンクによる被リンクは、自社サイトの品質に大きく影響することがあります。悪質な被リンクを放置すると、最悪の場合、Googleからペナルティが課せられることもあります。
被リンクチェックを通じて、悪質な被リンクの有無を確認し、もし見つかれば、それを否認する、または削除する外部対策を行いましょう。
被リンクチェックの際にみるべき4つのポイント
被リンクチェックの際に、見るポイントとして大きく数と質に分けられます。細かく見てみると、以下のポイントが挙げられます。
1.被リンクの参照ドメイン数
2.被リンクの参照ページ数
3.被リンクの質
4.アンカーテキスト
1.被リンクの参照ドメイン数
「被リンクの参照ドメイン数」とは、被リンクを受けている「ドメインの数」を指します。多くのドメインから被リンクをもらう事で、Googleから評価をされやすくなりますが、多すぎるとスパムサイトの可能性もあるため、注意が必要です。
2.被リンクの参照ページ数
「被リンクの参照ページ数」とは、被リンクを受けている「ページ(URL)の数」を指します。
参照ドメイン数はドメインの数になりますが、参照ページ数は同じサイトの中からどれだけのページからリンクを受けている数になります。参照ドメイン数と比べて、参照ページ数が多くなるのが一般的です。
例)
PRTIMESなどニュースリリースサイトに5回配信
ーーーーー
・参照ドメイン数→1サイト
・参照ページ数→5ページ
ーーーーー
となります。
3.被リンクの質
被リンクチェックする際に、被リンクの質がもっとも重視されます。
・ナチュラルリンクであるかどうか(急激に増えていないか、購入したものではないか)
・被リンク元と関連性が高いかどうか
・被リンク元のドメインパワー(権威性・信頼性)があるかどうか
以上の基準で被リンクの質をチェックすると、自社サイトにとって有益の被リンクを洗い出し、もしくは競合他社がもらっている良質な被リンクを発見できるでしょう。
4.アンカーテキスト
アンカーテキストとは、リンク付きのテキストのことで、HTMLではアンカータグで囲っている文字列のことです。<ahref="https://example.com">テキスト</a>
アンカーテキストは、ユーザーがリンク先の内容を判断することと、検索エンジンがサイトの評価を判断することの両方に重要な役割を果たしています。
したがって、被リンクチェックする際に、アンカーテキストも含めて調査したほうが良いのでしょう。
>関連記事:被リンクを増やす13の方法とは?被リンク獲得したい方は要チェック!
被リンクをチェックする方法
被リンクのチェックには、ツールの使用が必須です。自社サイトの被リンクであればGoogleAnalytics/GA4などで確認することが出来ますが、競合調査となると自社のGoogleツールで計測することができません。
【無料】被リンクチェックツール6選
無料で利用できる被リンクチェックツールは、制限付きの機能や使用回数制限があることが多いです。特定の分野に焦点を当てた被リンクチェックツールも存在するため、調査される際に、複数のツールを組み合わせて使用するのも良いでしょう。
1.Googleサーチコンソール
2.Google アナリティクス/GA4
3.Microsoft Bing Webmaster Tools
4.hanasakigani.jp
5.itomakihitode.jp
6.SEOkicks
1.Googleサーチコンソール
Googleサーチコンソール(GoogleSearchConsole)は、Googleが開発した自社サイトの無料成果計測ツールです。

検索順位やサイトのテクニカル部分などを調査をはじめ、リンクレポートでは、自社サイトへのリンク数が最も多いサイトや、上位のリンクされているページなどを確認できます。リンクデータをCSVファイルやGoogleスプレッドシートとしてエクスポートできます。
2.Google アナリティクス/GA4
Googleアナリティクス/GA4は、Googleが開発したユーザー行動の無料分析ツールです。

さまざまなデバイスやプラットフォームにおけるユーザーの行動傾向や、被リンク元のページやドメインなどの調査が可能となるため、アクセス解析をメインで行いたいときにおすすめです。
3.Microsoft Bing Webmaster Tools
Microsoft Bing Webmaster Toolsは、Bingの検索エンジンにおけるSEO分析ツールとなります。

キーワードリサーチができ、バックリンク、サイトスキャンなどにも役立ちます。「バックリンク」機能では、参照元ページやドメイン、アンカーテキスト分析が行えます。
<h3>4.hanasakigani.jp
hanasakigani.jpは、1日1回利用できる無料被リンクチェックツールです。

被リンク数や被リンクドメイン数、アンカーテキスト、nf(nofollowリンク)、OBL数(アウトバウンドリンク数)などを確認できます。
ただ表示される被リンク数は一部となり、より多くの競合被リンクを分析したい場合や1日に複数回利用されたい場合は、有料プランもあるようです。
5.itomakihitode.jp
itomakihitode.jpも、1日1回利用できる無料被リンクチェックツールです。

自社サイトと競合サイト上位10件の平均値の調査ほか、ページランク、Yahoo!カテゴリ、ドメイン年齢、インデックス数、被リンク数、被リンクドメイン数、総単語数、内部発リンク数、外部発リンク数などの項目も分析できます。
有料版に切り替えることで、制限なく使用できます。
6.SEOkicks
SEOkicksは、ドイツ製の無料被リンクチェックツールです。

独自のクローラーによりデータが収集され、被リンクの数やアンカーテキストの解析を行ってくれます。ただし、ドイツのツールとなるため、サイトは英語とドイツ語のみの対応となります。
【有料】被リンクチェックツール4選
有料の被リンクチェックツールは、無料ツールより多くの機能が備わっています。
1.Semrush
2.Majestic
3.MOZ
4.Ahrefs
1.Semrush※日本語サポートあり
「Semrush」は、世界1000万人以上のユーザーが利用している、SEO/広告/SNS領域に対応しているアメリカのマーケティングツールになります。

「バックリンク分析」や「Backlinkaudit」などバックリンク系の機能では、指定したサイトの獲得している被リンクの調査、自社サイトにおいて有害性が高い被リンクの検出、リンクビルディングする際に自社サイトに有益なサイトの候補提示など、被リンクチェックを完結できるツールとなります。
無料で14日間お試しでき、有料版も$129.95~と低コストで利用できます。カスタマーサクセス(無償)も手厚いので、本格的にSEO対策に取り組みたい方には心強いツールとなるでしょう。
>「Semrush」被リンク分析・サイト診断・KW調査などSEO対策にフル活用!
2.Majestic※日本語サポートなし
Majesticは、イギリス製のSEO分析ツールになります。

アンカーテキストや参照ドメイン、リンク切れなど、詳細なリンク分析ができます。
「TrustFlow(トラストフロー)」や「CitationFlow(サイテーションフロー)」といったオリジナルのスコアがあり、被リンクの質と量をグラフで視覚的に把握できます。LITEプランは、月額$49.99~利用できます。
3.MOZ※日本語サポートなし
MOZは、キーワード調査やランク追跡、被リンク分析といった調査ができるアメリカ製のツールとなります。

LinkExplorer機能を使って、ドメインパワー、ドメイン数、サイトの被リンクの総数などを調査することができます。
無料アカウント登録をすると使用できますが、制限なく使いたい場合、スタンダード(99ドル)、ミディアム(179ドル)、ラージ(299ドル)、プレミアム(599ドル)の四つの有料プランから必要に応じて選べます。
4.Ahrefs※日本語サポートなし
Ahrefsは、世界60万人以上のユーザーが利用している、シンガポールのマーケティングツールです。

被リンクチェックにおいて、被リンク数、被リンク数の推移、ドメイン数、アンカーテキスト、ターゲットURLについての調査機能が備わっています。
悪質な被リンクを受けた際には通知があり、即時に被リンクチェックや対策に役立つツールになります。
その他:自社サイトの被リンクを否認(リンク否認)
競合サイトの被リンクチェックをする一方で、自社サイトの被リンクチェックも重要です。チェックした被リンクのうち、有害性の高い被リンクを否認ことができます。これを「リンク否認」と言います。
悪質なサイトから被リンクを向けられることで、自社サイトへ悪影響がでる可能性があるため、有害性の高い被リンクを無効することで、自社サイトの評価を改善します。
スパムサイトからの被リンクを受けている場合、もしくは他サイトから自社サイトに向けて設置された被リンクを消したい場合に有効です。
有害な被リンクの対策は、
①被リンク元へ削除依頼
②自社サイト側で否認
によって可能です。
いずれも対策にあたり、どんな有害な被リンクが存在しているのかチェックが必要になります。
被リンクの有害性チェックツール2選
有害性の高い被リンクを否認するには、まず現状の被リンクを洗い出す必要があります。
自社サイトの悪質な被リンクのチェックには、以下2つのツールが有効です。
Google Search Console
一般的な方法として、Google Search Consoleで自社サイトの被リンクをチェックします。

Google Search Console内の「リンク」画面で外部リンクをエクスポートすることが出来ます。
Semrush
Semrushでも、有害性の高い被リンクを洗い出すことが出来ます。

「BacklinkAudit」という機能では、特定サイトの被リンクをクローリングし、Authority Score(オーソリティスコア)という独自の指標で、ドメインを評価します。
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リンク否認できるツール
前述のとおり、有害な被リンクの対策は、
①被リンク元へ削除依頼
②自社サイト側で否認
でしか行うことができません。
①によって、リンク元のサイト運営者へ連絡をしても削除してもらえない場合は、リンク否認ツールを使って、自サイトに貼られたリンクの効果を無効化できます。
Google Search Console
「リンク否認」は、自社サイトの内部設定が必要であるため、Google Search Consoleでしか行えません。

先ほどダウンロードした被リンクリストのうち、否認したいものをリストアップし
「サイトへのリンク否認」ページから、ファイルをアップロードします。
しかし、リンク否認は大変強いシグナルとなり、使い方を誤るとサイトへ大きく影響するため、注意が必要です。
Semrush
Semrushでも、リンクを否認できる機能があります。
「BacklinkAudit」では、否認するリンクを抽出し、Google否認ツールに送信するテキストファイル(*.txt)を作成することができます。
悪質リンクの候補のリストを取得し、新しく追加されたリンクについて週ごとにレポートする設定で、悪質性が特に高い被リンクをいち早く見つけて削除することができます。
参考:https://ja.semrush.com/blog/how-to-link-disavow/
【Googleの見解】スパムリンクについて
Googleも、スパムリンクは極めて悪質なものと認識しており、実は2020年以降~5,6回の「スパムアップデート」を行なっています。
▼Google スパムアップデート
https://developers.google.com/search/updates/spam-updates
▼Twitter:Google Search Centralアカウントでのアナウンス
https://twitter.com/googlesearchc/status/1582748832231628800
有害性の高い被リンクは、Googleから無効化され評価を受けなくなる可能性が高いため、疑われるような対策は絶対に行わないようにしましょう。
被リンクチェックにおすすめなSEOツール「Semrush」
なお、上で紹介させていただいた「Semrush」は競合サイト分析、ターゲットキーワードの発見、検索表示順位計測、テクニカルSEOエラーの検出、被リンク調査などSEO対策を行うために必要な機能が一つになったSEOオールインワンツールです。
無料トライアルも可能なので、ぜひ、一度お試しくださいませ。

【Semrushでできること】
・自社サイトのテクニカルSEO分析(YMYL、スピードチェック、重複コンテンツ)
・自社サイトと競合サイトとの流入ワード差分
・競合と自社の検索表示順位推移(ポジション・トラフィック)
・競合サイトのSEO分析
・競合サイトの流入ワード分析
など
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まとめ
今回は、被リンクチェックの説明、被リンクチェックに役立つツールを紹介しました。被リンクはSEOにおいて重要な指標であり、その量と質はサイトの評価に大きく影響します。コンテンツの質を改善すると同時に、定期的な被リンクチェックを行うことで、サイトの健康的な成長につながるでしょう。
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