コンバージョン率(CVR)とは?計算方法や平均値などを解説!
Webサイトを運用する上で、そのWebサイトのパフォーマンス力を測る重要な指標がコンバージョン率(CVR)です。この記事では、CVRの言葉の定義から、WebサイトのCVR低下の原因、改善方法などを解説します!

コンバージョン?コンバージョン率(CVR)?意味と違いとは
今回の記事のテーマであるコンバージョン率(CVR)ですが、そもそもコンバージョン(CV)とは何か。というところから解説します。
コンバージョン(CV)とは?
コンバージョン(CV)とは、Webマーケティングにおける重要な指標で、Webサイトに訪問したユーザーが、各Webサイトでの最終的なゴールに到達した状態のことで、Webサイトによって、コンバージョンの定義はさまざまです。
例)ECサイト→商品の購入
メディアサイト→会員登録
商品サービスサイト→お問い合わせ など
Googleの公式サイトでも、コンバージョンの定義について記述があります。
参考:【Google公式】コンバージョンとは
▼こちらの記事でも詳しく説明しておりますので、よろしければご覧ください!
コンバージョンとは?意味や知っておくべき基礎知識を解説!
重要な指標「コンバージョン率(CVR)」とは?
一方で、コンバージョン率(CVR)とは、その名の通りですが、簡単に言うとコンバージョンに至った割合を表した指標ということになります。
もう少し具体的に直すと、Webサイトに訪問したユーザーのうち、各Webサイトが設定している目標地点に達したユーザーがどれくらいいるのかということを表しているものです。
こちらも同様にGoogleの公式サイトにて、コンバージョン率(CVR)の定義が記述されています。
参考:Google公式のコンバージョン率(CVR)の定義
なぜコンバージョン率(CVR)が重要なのか
コンバージョン率(CVR)は、それぞれのページのパフォーマンスを確認できるため、ページの課題を把握するのに重要となります。
コンバージョン率(CVR)が高いということは、サイトや広告に訪れたユーザーの多くが、それぞれのサイトが設定したゴールとなる行動を起こしていることを意味します。
コンバージョン率(CVR)を見ることで、施策の成果の把握や、改善すべきページの把握に役立てることが可能です。
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コンバージョン(CV)は何個でもOK!
Webサイトにおけるコンバージョン(CV)は、何個でも設定できます。
例えば、コンバージョンとして①申し込み②資料請求③問い合わせなど、複数のポイントをコンバージョンと設定している商品サイトを見かけます。
これは、ユーザー毎に興味関心の度合や温度感、そのWebサイトに求めているものが異なるため、コンバージョンの種類を増やしすことで、ユーザーアクションを促しています。
しかしながら、広告でコンバージョンを設定する際は、1つに絞るべきでしょう。
広告では、コンバージョンの結果から機械学習および最適化が行われるため、複数のコンバージョンを設けてしまうと、ユーザーの属性が分散し、適切な配信を行うことが困難になります。
コンバージョン率(CVR)の計算方法について
コンバージョン率(CVR)は、
コンバージョン率(CVR)(%)= コンバージョン数 ÷ Webサイトへの訪問数 × 100
で求めることができます。
例)
ECサイトに訪問したユーザーが100人おり、うち5名がコンバージョン(商品購入)した場合
5% = 5 ÷ 100 × 100
よって、今回の例では、コンバージョン率(CVR)は5%です。
それぞれGoogle Analyticsにてコンバージョン数を確認し、自社のWebサイトのコンバージョン率(CVR)を計算してみましょう。
コンバージョン率(CVR)の平均値とは?
コンバージョン率(CVR)の計算方法はわかったところで、どのくらいのCVRが適切なのかお話しします。
コンバージョン率(CVR)の目標については、そもそもコンバージョンを何とするのかで数値は大きく変わってきますが、この記事では、業界別でどれくらいの数値を目指すべきなのかという目安として平均値をご紹介します。
(2022年 Q4時点での数値を反映しています)
業界 | 平均コンバージョン率(CVR)デスクトップ | 平均コンバージョン率(CVR)モバイル |
小売業界 | 3.57% | 1.95% |
製造業界 | 4.15% | 1.42% |
情報通信業界 | 0.39% | 0.73% |
旅行・ホスピタリティ業界 | 5.85% | 3.33% |
全業界 | 3.44% | 1.98% |
出典元:2023 Digital Experience Benchmark | Contentsquare
https://contentsquare.com/insights/digital-experience-benchmark
ニーズが顕在化している業界では、比較的コンバージョン率(CVR)が高く、情報収集を要する業界ではコンバージョン率(CVR)の低い結果となっているようです。
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コンバージョン率(CVR)が低い6つの要因
ここまで、コンバージョン率(CVR)の言葉の意味や、計算方法、平均値について解説しました。
以下では、CVRを調べた際に数値が低くなってしまっている場合の、考えられる原因について、6つのポイントに分けてご紹介します。
- コンバージョン(CV)種類の要因
- 広告種類の要因
- 季節や市場トレンドの要因
- 競合の出稿要因
- ターゲティングのミスマッチ
- ユーザーニーズの分析不足
1.コンバージョン(CV)種類の要因
コンバージョンの種類によって、コンバージョン率(CVR)が低い場合があります。
例えば、資料請求や問い合わせなどの比較的ハードルの低いコンバージョンであれば、コンバージョン率(CVR)は高くなる傾向があります。
一方で、購入や会員登録などのハードルの高いコンバージョンであれば、コンバージョン率(CVR)は低くなる傾向があります。
自社がどのようなコンバージョンを目標としているのかを明確化し、それハードルに合わせたコンバージョン率(CVR)の目標を設定することが重要です。
2.広告種類の要因
広告の種類によっても、コンバージョン率(CVR)が低い場合があります。
例えば、検索連動型広告(リスティング広告)は、ユーザーが自社の商品やサービスに興味を持っていることが前提となるため、コンバージョン率(CVR)は比較的高い傾向があります。
一方で、ディスプレイ広告やバナー広告については、ユーザーの関心度合いが低いため、コンバージョン率(CVR)も低くなる傾向があります。
そのため、自社のターゲットユーザーがどのような広告に接触しやすいのかを分析し、それに適した広告を配信することが重要です。
3.季節や市場トレンドの要因
3つ目の要因は、季節や市場トレンドです。
例えば、夏場は冷房器具やプールなどの需要が高まるため、関連する商品やサービスのコンバージョン率(CVR)は高くなる傾向があります。
一方、冬場は暖房器具やスキーなどの需要が高まるため、関連する商品やサービスのコンバージョン率(CVR)は高くなる傾向があります。
また、市場トレンドが変化すると、ユーザーのニーズも変化するため、それに伴ってコンバージョン率(CVR)も変化する可能性があります。
そのため、季節や市場トレンドを常に把握し、それに応じたマーケティング施策を実施することが重要です。
4.競合の出稿要因
競合の出稿状況によって、コンバージョン率(CVR)が異なる場合があります。
例えば、競合が同じキーワードで検索連動型広告を出稿している場合、自社の広告の表示順位が下がり、コンバージョン率(CVR)が低下する可能性があります。
また、競合がより魅力的な広告やコンテンツを配信している場合、ユーザーの獲得競争が激化し、コンバージョン率(CVR)が低下する可能性があります。
そのため、競合がどのような広告運用をしているのか、他社の動向を定期的に把握し、それに対抗するための施策を実施することが重要です。
競合の広告出稿状況は、ツールを使用しなければ、なかなか調査することができません。
参考まで、ここでは「Semrush」というツールを使用して、他社のリスティング広告文やLP、ディスプレイ広告のクリエイティブを調査してみました。


5.ターゲティングのミスマッチ
ターゲティングが適切に設定されていない場合、コンバージョン率(CVR)が低下する可能性があります。
例えば、ターゲット層が広すぎると、興味のないユーザーに広告やコンテンツが配信されてしまい、コンバージョン率(CVR)が低下する可能性があります。
また、ターゲット層が狭すぎると、リーチ数が減り、コンバージョン率(CVR)が低下する可能性があります。
取り扱い商品やサービスに興味を持っているユーザーを正確にターゲティングすることが、コンバージョン率(CVR)の改善につながります。
6.ユーザーニーズの分析不足
最後に、ユーザーニーズの分析不足です。
例えば、ユーザーが求めている情報を提供できていない場合、コンバージョン率(CVR)は低下する可能性があります。
また、ユーザーの行動を分析し、それに応じたコンテンツや導線を設計できていない場合にも、コンバージョン率(CVR)が低下することがあります。
ユーザーのニーズを正しく理解し、そこに合わせたマーケティング施策を実施することが重要です。
コンバージョン率(CVR)を改善する7つの方法
ここまで、コンバージョン率(CVR)が低い場合の考えられる原因について、ご紹介しましたが、では改善するにはどうすればいいのかについて、この記事では7つの方法をご紹介します。
- ターゲットを再定義・明確化する
- LP(ランディングページ)を改良する
- コンバージョン(CV)までの導線を見直す
- コンバージョン(CV)のハードルを下げる
- 入力フォームを改善(EFO)
- モバイルフレンドリーにする
- ページの読み込み速度を改善する
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1.ターゲットを再定義・明確化する
ターゲットが適切に設定されていない場合、コンバージョン率(CVR)は低下する可能性があります。
まずは自社の商品やサービスに興味を持っているユーザーを正確にターゲティングし、再定義してみましょう。
ターゲットを再定義・明確化するためには、以下の手順にて行うのがおすすめです。
- 自社の商品やサービスがどのようなユーザーに求められているのかを分析する
- ターゲット層の年齢、性別、居住地、職業、興味関心などを具体的に定義する(ペルソナの設定)
- 定義したターゲット層に適した広告やコンテンツを制作し、配信する
2.LP(ランディングページ)を改良する
LPは、ユーザーが最初に訪れるページであり、コンバージョンに直結する重要なページです。そのため、LPを改良することで、コンバージョン率(CVR)の向上を図ることができます。
LPを改良するポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。
・ユーザーのニーズを満たしていると伝わるページの内容にする
・コンバージョンまでの導線を明確にする
・CTA(Call to Action)をわかりやすく表示する
・デザインやレイアウトをターゲットのユーザーに親しみやすいものにする
3.コンバージョン(CV)までの導線を見直す
前述でもあった通り、コンバージョンまでの導線の見直しは、コンバージョン率(CVR)改善に有効な施策の1つです。
コンバージョンまでの導線がわかりづらい場合、ユーザーはコンバージョンに至らずにWebサイトから離脱してしまう可能性があります。
コンバージョンまでの導線を見直すには、Webサイトに訪問したユーザーがWebサイトないのどの部分に注目しているのかをヒートマップなどのツールで分析することで、施策をアイデアを得ることができます。
4.コンバージョン(CV)のハードルを下げる
コンバージョンのハードルが高すぎる場合、ユーザーはコンバージョンをためらってしまう可能性があります。そのため、コンバージョンのハードルを下げることで、コンバージョン率(CVR)の向上を図ることができます。
コンバージョンのハードルを下げる方法としては、以下のようなものが挙げられます。
・入力フォームの(必須)項目を減らす
・購入や申し込みといったハードルが高めのCVよりも無料トライアルやお見積もり作成などのCVでまずは接触をはかる
5.入力フォームを改善(EFO)
前述でもあったように、入力フォームがわかりづらい場合や入力に手間がかかる場合、ユーザーはコンバージョンをためらってしまう可能性があります。
そのため、入力フォームを改善(EFO)することで、コンバージョン率(CVR)の向上を図ることができます。
EFOを行うポイントとしては、以下のようなものが挙げられます。
・入力項目を最小限に抑える
・項目ごとに必要な情報を明確に表示する
・入力エラーを減らすための工夫をする(記述式から、選択式にする など)
6.モバイルフレンドリーにする
サービスの内容や、業界によって異なりますが、かなり多くのWebサイトで、スマートフォンやタブレット端末からのアクセスが主流化しています。そのため、モバイル端末に対応していない場合、コンバージョン率(CVR)が低下する可能性があります。
モバイルフレンドリーかどうか、以下のような確認をしてみましょう。
- モバイル端末で自社のWebサイトを閲覧してみる
- 文字や画像のサイズ、レイアウトなどが適切かどうかを確認する
- ボタンのタッチ操作がしやすいかどうかを確認する
7.ページの読み込み速度を改善する
ページの読み込み速度が遅いと、ユーザーの満足度が下がり、諦めてWebサイトから離脱してしまう可能性があります。そのため、ページの読み込み速度を改善することも、コンバージョン率(CVR)の改善に有効です。
ページの読み込み速度を改善する方法としては、以下のようなものが挙げられます。
・画像や動画のサイズを最適化する
・不要なコードやファイルを削除する
・CDN(Content Delivery Network)を利用する
コンバージョン率(CVR)の向上に!おすすめ競合分析ツール
以下では、コンバージョン率(CVR)の改善に使えるおすすめのツールを2つご紹介します。
User Insight(UIUX改善)

User Insight は、コンバージョン率(CVR)の改善点を見つけるために活用できるヒートマップを提供しています。ヒートマップを活用し、ユーザーのWebサイト内での行動を確認し、どこがユーザーの目に止まっているのかを可視化することで、LPの改善に役立てることができるでしょう。
Semrush

Semrushは、主にSEOおよび広告領域で活用できる競合分析ツールです。
広告領域については、他社が出稿しているリスティングの見出し/広告文/LPが一括で調査できるため、他社のリスティング広告を分析することで、自社広告の改善に繋げられます。
またキーワード機能も充実しているため、除外リスト・完全一致リストの作成や出稿キーワードを見直しから最適な広告運用にお役立ていただけます。
【Semrushでできること】
・競合サイトのSEO分析
・競合サイトの流入ワード分析
・自社サイト分析(GA4/Google Search Console連携)
・競合と自社の検索表示順位推移(ポジション・トラフィック)
・自社サイトと競合サイトとの流入ワード差分
など
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【Semrushでできること】
・自社サイトのテクニカルSEO分析(YMYL、スピードチェック、重複コンテンツ)
・自社サイトと競合サイトとの流入ワード差分
・競合と自社の検索表示順位推移(ポジション・トラフィック)
・競合サイトのSEO分析
・競合サイトの流入ワード分析
など
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まとめ:コンバージョン率(CVR)を正しく理解して、Webサイトの集客力を強化しよう!
今回は、コンバージョン率(CVR)について、数値が低くなってしまっている主な原因や、改善するためにするべきことについて解説しました。
コンバージョン率(CVR)の言葉の意味や、注目すべき理由をしっかり理解し、それぞれのWebサイトの集客状況の把握や、改善点の発見に繋げていきましょう。
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