インプレッション(IMP)とは?意味や計算方法、増やす方法などを解説!!
インプレッションとは、広告やサイトの記事コンテンツ、SNSの投稿などがユーザーの画面に表示された回数を指す言葉です。英語で「impression」と書き、「imp」と略されることもあります。本記事では、インプレッションの算出方法やよく似た指標との違い、増やす方法について、詳しく解説します!

インプレッション(IMP)とは?
インプレッション(IMP)とは、Web広告やサイトの記事コンテンツ、SNSの投稿などがユーザーの画面に表示された回数を指す言葉です。
広告以外でも、FacebookやTwitterなどのSNSではユーザーのタイムラインに特定の投稿が表示された回数としてインプレッションが使われ、YouTubeでは動画のサムネイルが表示された回数をインプレッションとしてカウントされます。

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インプレッション(IMP)は、広告で用いられることが多い
インプレッションは、主に広告の効果測定に用いられる指標です。
広告主は
・インプレッション数
・クリック数
・CTR(クリック率)
・コンバージョン数
・CVR(コンバージョン率)
などを比較することで、広告キャンペーンの効果を測定することができます。
インプレッション(IMP)の計算方法
インプレッションの計算方法は、広告が表示された回数をカウントするだけです。
ただし、広告の表示方法によっては、インプレッションのカウント方法が異なる場合があります。例えば、動画広告では、動画の再生が開始された回数をインプレッションとしてカウントすることもあります。
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インプレッション(IMP)のほか広告で使われる6つの指標
次に、インプレッションと合わせて、広告領域で使われる指標について解説します!
それぞれの指標の意味を理解し、混同しないように注意しましょう。
1.ページビュー(PV)
ページビュー(PV)とは、Webサイトやアプリのページが閲覧された回数を表す指標です。一方で、広告におけるページビューとは、広告が掲載されたページが閲覧された回数を指します。
PV数は、Google Analyticsなどのアクセス解析ツールで計測できます

2.リーチ(Reach)
広告におけるリーチとは、一定期間内に広告が表示されたユーザーの数を表す指標です。
リーチは、インプレッション数と重複する部分がありますが、大きな違いとしては、インプレッション数は広告が表示された回数であるのに対し、リーチは広告を見た人の人数であるという違いがあります。
例1)
同じユーザーがAという広告を一つのデバイス2回見た場合
・インプレッション=2
・リーチ=1
となります。
例2)
同ユーザーがAという広告をPCとスマートフォンの異なるデバイスでみた時場合
・インプレッション=2
・リーチ=2
広告の効果を測定する際に、リーチとインプレッションは混同しやすい用語となりますので、特に注意して計測しましょう。
3.クリック率(CTR)
広告におけるクリック率(CTR)とは、広告が表示された回数に対して、広告がクリックされた回数の割合を指します。
クリック率(CTR)は、広告の訴求力や魅力度を測定する指標として重要です。CTRが高いほど、ユーザーが広告に興味を持っていることを示します。
■クリック率(CTR)の計算式
CTR = クリック数 / インプレッション数 × 100
4.コンバージョン率(CVR)
広告におけるコンバージョン率(CVR)とは、広告経由でサイトに訪問したユーザーのうち、何割がコンバージョンに至ったかを示す指標です。
コンバージョンとは、広告主が目標とする成果を指します。具体的には、商品購入、資料請求、会員登録などが該当します
■コンバージョン率(CVR)の計算式。
CVR= コンバージョン数 ÷ Webサイトへの訪問数 × 100
▼コンバージョン率については、詳しくはこちらの記事もぜひご覧ください!
コンバージョン率(CVR)とは?計算方法や平均値などを解説!
5.エンゲージメント(Engagement)
広告におけるエンゲージメントとは、ユーザーが広告に対してどれほど積極的に関与しているかを示す指標です。具体的には、広告のクリック、いいね、コメント、シェアなどの行動がエンゲージメントとしてカウントされます。
エンゲージメントが高いほど、ユーザーが広告に興味を持っていると考えることができるでしょう。
■エンゲージメント率の計算式
エンゲージメント率 = エンゲージメント数 / インプレッション数 × 100
6.フリークエンシー(Frequency)
広告におけるフリークエンシー(Frequency)とは、一定期間内に同じ広告が同ユーザーに何回表示されたかを表す指標です。
フリークエンシーが高すぎると、ユーザーに飽きられてしまったり、悪印象を与える可能性があります。
フリークエンシーの適切な値は、広告の目的やターゲット、広告クリエイティブなどの様々な要因によって異なります。一般的には、3~5回程度が適切とされていますが、これはあくまでも目安です。
広告の過剰表示を防いで、広告のパフォーマンスが落ちないように注意しておきましょう。
媒体ごとのインプレッション(IMP)の活用
続いて、各媒体ごとのインプレションの数値がどのように活用されているのかについて説明します。
リスティング広告

Google広告やYahoo!広告などでリスティング広告を出稿した際の「インプレッション」について解説します。
Yahoo!広告では、管理画面にそのまま「インプレッション数」として表示されています。またGoogle広告では「表示回数」と記載されている項目が、インプレッション数に該当します。
どちらも基本、「ユーザーが開いたページのどこかで広告が表示(または読み込み)」された時点で、インプレッション数1としてカウントされます。
インプレッションを増やすためには、
・キーワードのマッチタイプを広げる(部分一致にするなど)
・デバイスや地域の範囲を広げる
・予算設定をあげる
・広告ランクをあげる
などの施策が良いでしょう。
逆にインプレッションが多すぎる場合には、上記の内容について制限を設けるなどして調整しましょう。
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ディスプレイ広告

ディスプレイ広告もリスティング広告と同様に、Google広告やYahoo!広告の管理画面上で測定した数値を確認することができます。
また、通常のインプレッションでは読み込まれた時点でカウントされますが、実際にユーザーの目に止まったという事実を持ってカウントを行いたい場合に、ビューアブルインプレッション(または視認範囲の表示回数)」を測定するという方法もあります。
具体的に、Google広告とYahoo!広告それぞれで定められているルールに基づいて、ユーザーの目に留まったかどうかを観測しています。
Google広告:静止画・広告面積の50%以上が1秒以上表示された / 動画・広告面積の50%以上が2秒以上再生されたら1カウント
Yahoo!広告:静止画・動画ともに広告面積の50%以上かつ1秒以上表示されたら1カウント
ディスプレイ広告におけるインプレッションの改善には、
・広告予算の調整
・ターゲットの見直し
・入札単価を上げる
・広告クリエイティブを改善し、品質スコアを上げる
などがあります。
SNS広告

XやFacebook、インスタグラム広告などの各SNS広告においても、広告が表示された回数を「インプレッション」としてカウントします。
それぞれのアカウント管理画面で数値が確認できますので、SNS広告を出稿している方は常に確認し、正しく運用できているかや目標の数値で運用できているかどうかなど確認しましょう。
SNS広告でのインプレッションの調整は、広告配信のターゲットの範囲を調整することが有効です。
YouTube動画

YouTube動画におけるインプレッションとは、動画のサムネイルがユーザーの画面に表示された回数を指します。具体的には、サムネイルの50%以上が1秒以上表示されると、1インプレッションとしてカウントされます。
Youtubeのインプレッションは、YouTubeスタジオ内のメニューにある「コンテンツ」から該当する動画の「アナリティクス」をクリックすると確認が可能です。
Youtube動画広告については、インプレッション数=再生数となるため、再生数を増やすためにサムネイルや見出しの見直しを行うことが改善につながります。
Googleビジネスプロフィール

Googleビジネスプロフィールにおけるインプレッションとは、ユーザーがGoogle検索やGoogleマップで検索した際に、ビジネスプロフィールが検索結果に表示された回数を指します。インプレッション数が多いほど、多くの人にビジネスプロフィールが表示されたことになります。
具体的には、Googleビジネスプロフィールのインサイト機能の中にある「検索での表示回数」や「マップでの表示回数」として表示されている数値のことを指します。
Googleビジネスプロフィールは、検索結果に表示されることでインプレッションがカウントされるため、改善施策としては、
・情報を正しく記載できているか確認する
・自社が表示されたいキーワードをページの中に盛り込む
・口コミの獲得
・写真を投稿する
などが挙げられます。
インプレッション課金(CPM)について
インプレッション課金(CPM)とは、広告が 1,000回表示されるごとに広告主が支払う課金方式です。CPMは "Cost Per Mille" の略称です。
インプレッション課金については、上記で解説していたリスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告などで適用することが可能です。
■インプレッション課金(CPM)の計算式
CPM=広告費÷広告の表示回数×1,000

CPMを採用するメリットとしては、他の課金方式と比べて多くの人に広告を表示することができるということです。広告の表示に対し広告枠が買付されるため、とにかく多くのユーザーの画面に表示させて認知度を増やしたいという場合に有効です。
ただし、クリック課金とは異なり、クリック数に応じた出稿金額とはならないため、クリックやコンバージョンが保証されないという点には注意が必要です。
インプレッション(IMP)を広告の指標とする時の注意点
インプレッション(IMP)は、広告がユーザーの画面に表示された回数を示す指標です。広告の認知度やリーチを測定する上で重要な指標ですが、単独で用いると誤解を招く可能性があるため、以下の点に注意する必要があります。
1 ユーザーに広告がしっかりと届いたかどうかがわからない
インプレッションは、広告が表示された回数のみを計測するため、ユーザーが実際に広告を見たかどうかはわかりません。ユーザーが画面をスクロールして広告が視界に入らなかった場合や、ブラウザのタブを閉じていた場合などもインプレッションとしてカウントされてしまいますので、閲覧数とイコールではないということを認識しておきましょう。
2 ユーザーがクリックしたかどうかがわからない
インプレッションは、広告がクリックされたかどうかを計測しません。広告を見たユーザーが興味を持ってクリックしたかどうかは、別の指標であるクリック率(CTR)で確認する必要がありますので、インプレションだけでなく、クリック率も合わせて確認するようにしましょう。
広告でのインプレッション(IMP)を改善する6つの方法
インプレッション(IMP)は、広告効果を測定する上で重要な指標ですが、思ったようにインプレッション数を増やすことができない場合があります。
そこで、以下に広告でのインプレッションを改善するための6つの
1.出稿ターゲットを見直す
2.出稿キーワードやマッチタイプを見直す
3.広告予算を引き上げる
4.入札単価を引き上げる
5.広告の配信媒体を見直す/増やす
6.バナー/LPの品質を上げる
方法を紹介します。
1.出稿ターゲットを見直す
まずは、ターゲットの見直しです。
これは広告に限らず、Web集客全般での基本的な見直しポイントになることが多いですが、広告においては、広告を出稿する際のターゲティングを適切に行うことで、広告に興味関心を持つユーザーに広告を表示することができます。
インプレッションが思うように伸びないと感じた時には、年齢、性別、地域、興味関心、行動履歴などの情報に基づいて、ターゲティングを再度見直してみましょう。
2.出稿キーワードやマッチタイプを見直す
次に、出稿キーワードやマッチタイプの見直しです。
こちらは主にリスティング広告における改善方法になりますが、リスティング広告の場合、ユーザーが検索するキーワードと出稿する広告の関連度が広告のパフォーマンスに大きく関わってきます。
ですが、あまりにターゲットに合わせてキーワードを絞り込みすぎると、インプレッション数が伸びないという現象が起こることがあります。目的に合った検索キーワードの組み合わせをキーワード調査ツールなどを用いながら、出稿するキーワードやマッチタイプをもう一度見直してみましょう。
3.広告予算を引き上げる
これは非常に単純な改善方法ですが、広告にかける費用を増やすことで、広告の表示回数も増やすというやり方もあります。徐々に予算を上げてみるなど、予算に応じた変化も確認してみるのもよいかもしれません。
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4.入札単価を引き上げる
広告予算の引き上げだけでなく、入札単価の引き上げも改善方法の1つといえます。
Web広告の「入札単価」とは、広告出稿の際に設定する「クリック単価の上限金額」のことです。1クリックごとにかかる広告費用は広告オークションによって決まるため、上限以内に収まるように調整されます。
入札単価は自身で設定できますが、競合が多かったり、業界的に金額の高い入札単価を競合他社が設定していると、高い広告掲載順位での出稿を目指すには入札単価が高くなってしまいます。もし入札単価が低いためにオークションで上位になれず、インプレッションが停滞している場合には、少しずつ入札単価を上げてみることで改善につながるかもしれません。
5.広告の配信媒体を見直す/増やす
広告の配信媒体を見直すのも有効な改善方法かもしれません。
広告を届けたいターゲットによっては、相性が良い広告媒体もあれば悪い広告媒体もありますので、今配信している媒体が、届けたいユーザー層とマッチしているのかどうかを見直してみるのも良いでしょう。
6.バナー/LPの品質を上げる
広告のインプレッションは、「広告ランク」の影響も受けます。
広告ランクとは、広告の表示優先度のことで「入札単価×品質スコア+広告表示オプション」で算出され、広告ランクが高いほど表示順位が上がり、インプレッション数を増やすことが出来ます。
また品質スコアは、設定しているキーワードと広告の内容との関連度や、遷移した先のLPとのマッチ度、クリック率やコンバージョン率によって高まるため、バナー/LPなどUI/UX改善も結果的にインプレッション改善に繋がります。
Web広告のパフォーマンス改善に使えるツール|Semrush

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Semrushは、主にSEOおよび広告領域で活用できる競合分析ツールです。
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まとめ:インプレッション数の改善をしよう
今回は、インプレッション(IMP)について、言葉の意味や改善するためにするべきことについて解説しました。
インプレッションと同じく広告領域でよく使われる指標のそれぞれの意味や違いなどをしっかりと理解し、広告の効果検証や改善に繋げていきましょう。
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