- HOME >
- 導入事例 >
- イベント・コンベンション業の導入事例一覧 >
- 株式会社セイムペイジ ZAC Enterprise導入事例
株式会社セイムペイジ(イベント・コンベンション業)
ZAC導入事例
株式会社セイムペイジ ZAC Enterprise導入事例
グループ6社の統一基幹システムとしてZACを導入
経営者が思い描く理想の“グループ経営戦略”を実現
"ZAC Enterpriseは案件別の損益をわかりやすく "見える化 "してくれるので、新卒社員にも損益意識の共有をスムーズに行える。これは素晴らしいことだと思います。"
──代表取締役 栗原 元哉 様
![]()
- イベントおよびプロモーション・キャンペーンの企画・制作・運営を手がけるセイムペイジ・グループ。同グループは積極的なグループ経営を展開しており、すでに国内6社、アジア4社にグループ企業を設立しています。国内企業の基幹システムをすべてZAC Enterprise(以下、ZAC)に統一することで効率的にグループ経営を推進している株式会社セイムペイジ 代表取締役・栗原元哉様に、ZAC導入の狙いとその効果についてお話をうかがいました。
顧客企業のマーケティングサポートカンパニー、セイムペイジ・グループ
- オロ:セイムペイジ・グループの事業内容を教えてください。
- 栗原様:社員総会、表彰式などの企業イベントから、セールスプロモーションを目的としたイベントの企画・制作・運営を手がけています。スムーズなイベント運営には、運営事務局などのバックオフィス機能も欠かせません。そこでセイムペイジ・グループでは、イベント運営に特化したBPOサービスも提供しています。イベントの準備段階から、開催当日、アフターフォローまで、すべてワンストップ対応できることが当グループの強みです。
- 日系企業のアジア進出を支援するため中国、ASEAN市場にも進出しています。アジアマーケットについてはその特性を深く理解するため、消費意欲が旺盛なF1層をターゲットにした女性向け美容サービスを自社で展開しています。2015年に開始したタイでのネイルサロン事業「Nail it ! Tokyo」はすでに12店舗展開※をしており、おかげさまで連日盛況となっています。(※2017年8月現在)
- これらの活動で蓄積したデータやノウハウを活かし、"イベント会社"の枠を超えた、お客様のマーケティング活動を上流から支援するマーケティングサポートカンパニーでありたいと考えています。
グループ経営戦略のねらいは、"競争力の強化" "人材育成" "多様性の確保"にあり
- オロ:セイムペイジ・グループは、すでに国内6社、中国・ASEANに4社のグループ企業を展開※しています。栗原様が積極的なグループ経営戦略を執る理由を教えてください。(※2017年8月現在)
- 栗原様:グループ展開の理由の1つに"競争力の強化"があります。グループ各社がそれぞれ得意とする領域にリソースを集中させることで、サービス品質を高め、他社との差別化が図れるからです。たとえば、株式会社ウィズアスのように"事務局運営に特化したアウトソーシング会社"を持っていることは、他のイベント会社ではなく当グループを選んでいただける理由になります。
- 理由の2つ目は、"人材育成"です。事業ごとに会社を設立することで、マネジメント層を中心にポジションが増えます。そのポジションに優秀な人材を配置することで、多数の幹部候補人材を効率的に育成することができます。
- 理由の3つ目は"多様性の確保"です。これは自分でも意図していませんでしたが、分社化をするとその会社に独自の文化、風土が生まれてくるのです。法人ごとに独自の文化が芽生えてきた段階で、人事異動や会社の垣根を越えたプロジェクトを組織すると、新たな化学反応が期待できます。そういった理由から積極的にグループ展開を行っています。
グループ企業6社共通の業務システムとしてZACを利用中
- オロ:セイムペイジ・グループではどのようにZACを利用されていますか?
- 栗原様:ホールディングカンパニーの株式会社セイムペイジは、グループ各社に経理、人事、総務といった機能を提供しています。ZACもその一環で、業務システムおよびZACを使った会計サービスを、セイムペイジから国内のグループ企業6社に提供しているイメージです。
- 社員は、ZACログイン時にセイムペイジ・グループのどの会社のZACにログインするか選択をします。グループ各社をまたいで仕事をする社員もおりますので、このような仕組みをオロさんに構築していただきました。
- グループ各社は比較的業種・業態が近く、ビジネスプロセスも似ているので、個社ごとに特別なカスタマイズを行うこともなく、基本的にはまったく同じZACのパッケージを利用しています。
グループ各社の経営状況を把握しやすい
- オロ:グループ企業内で同じZACを利用するメリットを教えてください。
- 栗原様:グループ各社の経営状況を把握しやすいという利点があります。グループ各社の稟議・決裁はZACのワークフローを通じてすべて私のところに回ってきますが、フォーマットが統一されているので内容を把握しやすいのです。
- 毎日数多くの申請をチェックしますが、気になる案件は不思議と頭にインプットされ記憶にも残ります。今、グループ内でどんな案件が動いているか、受注の傾向はどうかなど、各社の状況を案件単位で掴むことができています。
- 各社の業績については、売上・利益などの月次損益をZACから出力し、年間予算計画との差異や進捗を経営会議でモニタリングしています。こちらもすべて統一のフォーマットで経営数値を比較できるので、経営状況を俯瞰で把握しやすいメリットがあります。
グループ全体のキャッシュフローを簡単に把握できる
- 栗原様:ZACのおかげでグループ全体の資金繰りも把握しやすくなりました。イベント業では1つのイベントにたくさんの外注が発生し、その支払サイトもまちまちです。一方で、お客様からの入金はイベント開催後になるので、イベントの数が増えれば増えるほどグループ全体のキャッシュフローを掴むのがとても難しくなるのです。
- そこで経理部門では、グループ各社の債権・債務一覧をZACから出力し、それを集約した帳票を毎月作成しています。これによってグループ全体のキャッシュフローを簡単に把握できるようになりました。
仕事のやり方を統一できるため、グループ統治がしやすい
- 栗原様:グループ全体で同じZACを利用しているので、販売・仕入・経費精算など、仕事のやり方が会社によって変わりません。そのため、会社の枠を越えた人事異動や、法人を横断したプロジェクトを組織しやすいメリットがあります。
- また、マイナンバー制度など新しい法制度や税制度への対応も、ZACに新機能をアップデートすればグループ各社の対応を統一することができます。グループ全体の管理、ガバナンスといった面でも、統一システムがあることでやりやすくなっています。
法人の枠を越えた"バーチャルカンパニー"を組織できる
- 栗原様:ここ1年ほどの新しい試みとして、ZACを活用し"バーチャルカンパニー"を作るマネジメントを行っています。ZAC内に新たな部門を作り、それを法人のように見立て、売上・利益を管理するというやり方です。
- 具体的には、まずグループ各社からメンバーを選抜して、"バーチャルカンパニー"の所属メンバーとしてZACに登録します。各メンバーが計上する売上・原価は、財務会計上は各メンバーが所属する法人に紐づきますが、管理会計上は"バーチャルカンパニー"の業績として集計されます。この仕組みによって、新しい事業領域の開拓を模索しているところです。
- オロ:"バーチャルカンパニー"の具体的な成果はありましたか?
- 栗原様:"バーチャルカンパニー"を始めてから生産性が向上しています。これまではグループ企業間の情報交換や相互理解が少なく、グループ内で対応できる仕事も社外に発注してしまうケースがありました。しかし、"バーチャルカンパニー"で会社の垣根を越えたユニットを組織し、お互いの理解が進んだ結果、グループ間発注が増えましたし、ノウハウの共有も進みました。社員のマインドも少しずつ変化しているように思います。
"バーチャルカンパニー"設立の狙いは、"固定観念による障壁を無くす"こと
- オロ:"バーチャルカンパニー"を設立したねらいを教えてください。
- 栗原様:経営をする上で大事にしているのが"固定観念を無くす"ことです。固定観念があると組織内にさまざまな障壁が生まれ、衰退がはじまります。その障壁を無くすために、営業や制作、マーケティングなどの部門を縦割りにしたり、あるいは、それらを横串で刺してユニットを作ったりということを時代のニーズにあわせて行ってきました。"バーチャルカンパニー"についても、その取り組みの一環といえます。
- 振り返ると、私の30年近い会社経営は絶えずその繰り返しだったと思います。すべての経営判断に根拠や確証があったわけではありませんが、仮に間違いがあっても"朝令暮改"ですぐに改めればいいのです。何にせよ、最大の敵は"固定観念"です。それを打破するため常に戦っています。
"赤字案件はほぼゼロ"のセイムペイジ・グループ、そのマネジメントを支えているのがZAC
- オロ:最後に、ZACをご評価いただけますか。
- 栗原様:セイムペイジ・グループは、創業当初から案件別のコスト管理、利益管理にこだわって経営してきました。ZACを導入する遥か以前から、案件ごとにすべてのコストを紐付けて利益管理してきたので、伝統的に赤字案件というものがほぼありません。
- 元々そのような土壌があった上でZACを導入したので、ZACによる案件別管理へもスムーズに移行できましたし、よりマネジメントがしやすくなったように感じます。特に、ZACは案件別の損益をわかりやすく"見える化"してくれるので、新卒社員にも損益意識の共有をスムーズに行えます。これは素晴らしいことだと思いますね。
- オロ:本日はありがとうございました。
株式会社セイムペイジ 会社概要
- セイムペイジ・
グループについて: - セイムペイジ・グループは1989年の創業以来、イベントおよびプロモーション・キャンペーンの企画・制作・運営を行ってまいりました。その数はグループ全体で年間500件におよび、それにより蓄積したデータなどによるマーケティング・サービスを提供しております。グループ各社は、それぞれのスペシャリティを持ちながら独自性のある事業を展開し、事業持株会社である株式会社セイムペイジは、グループ全体の事業ポートフォリオを戦略的に描きながら、新規事業のインキュベーションも手掛けております。
それらの経験から得たノウハウおよびリソースを活かし、2009年には中国市場進出、2012年には業務プロセス・アウトソーシング事業へと事業領域を拡げてまいりました。そして中国市場に於いては、そのマーケット特性を理解するために、女性向け美容サービスをパイロット事業として2013年に上海でスタートし、2015年にはバンコクでのネイルサロンの店舗展開・フランチャイズ事業を本格的に始動いたしました。
今後はそのグループ・リソースを活用し、「日本・中国・ASEAN」の三大市場に於ける、日本企業の成長と地域の発展に寄与することを目指します。
- 所在地:
- 東京都中央区銀座7-16-12 G-7ビルディング9階
- 設立:
- 2009年1月
- 社員数:
- 66名(グループ全体、アルバイト除く)
- インタビュー協力:
- 代表取締役 栗原 元哉 様
この記事に関連するページ
ZACの機能や価格を詳しく知るなら
ZACはIT、クリエイティブ、コンサルティング業をはじめとした知的サービス業を中心に1,100社を超える企業様に導入いただいています。
製品パンフレットで導入メリット、詳しい機能をご覧ください。








