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株式会社京急アドエンタープライズへの導入実績

総合広告・広告代理業 株式会社京急アドエンタープライズ ZAC導入事例

京急電鉄グループのハウスエージェンシー(広告代理店)、京急アドエンタープライズ。広告業システムとして豊富な導入実績を持つZACを導入、広告業に特有の課題解決に取り組む。
「マネージャーから現場担当者まで、組織のあらゆる階層における意思決定のリアルタイム性が向上しました。ZAC導入を機に意識が大きく変わったのだと思います。」
─ 取締役社長 岩田 圭祐様

株式会社京急アドエンタープライズ

京急電鉄グループのハウスエージェンシー(広告代理店)として、京急沿線に密着した広告展開をサポートする株式会社京急アドエンタープライズ(以下、京急アド)。同社は、属人化した業務処理、リアルタイムに把握できない営業状況など、多くの広告会社と同様の業務課題を抱えていた。
社内システムのリプレイスをきっかけにこれらの課題解決を目指した同社は、広告会社への豊富な導入実績と、広告業の特殊な商習慣にも対応できる機能を高く評価しZACの導入を決断。

ZAC導入に至る経緯と導入後の効果について、取締役社長である岩田圭祐氏に話を伺った。

精度の低い売上予測、見えない収支状況。事務処理を目的とした独自システムの問題点

オロ:システムの入替を検討されたきっかけと、旧システムにあった問題点について教えてください。
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岩田様:WindowsXP上で動作する独自の「売上管理システム」を外部委託により開発したのですが、このシステムはXP以降のOSでは使えないことが判明していました。OS更新にあわせて既存システムを改修するか、新しいシステムを導入するかというのが検討のきっかけでした。「売上管理システム」といっても、主な機能は売上計上、原価計上、請求、支払のみで、京急グループに報告する会計データを集約する事務処理システムという意味合いが強かった。経営やマネジメントに活かすという目的で設計されていないため、業務上様々な面で問題が発生していました。
長澤様:一番の問題は、売上計上しないと原価計上できない仕組みなので、仕掛原価がシステム上で把握できないことでした。案件が終了した時点でやっと原価が判明するので、「この原価はどういうことだ!」と上長が驚くといった事態がよく起きていました。
一応、案件の受注時点で収支計画を入力して、上長の承認を得ることになっていましたが、システム上入力統制が効いていないので、収支計画も売上も原価もまとめて最後に入力されることがほとんどで、承認が形骸化している状態でした。
さらに、発注書や見積書を発行する機能がないため、営業担当者がメール一本で協力会社に発注できたり、見積書をExcelで作成するために見積書式がバラバラだったりということが起きていました。発注はシステムと切り離されているので、請求書がきてもどの案件の請求かすぐに判別できず、請求書が届かなかったり営業のデスクに埋もれていたら未払いになってしまう可能性もありました。業務上の統制というものがほとんど取れていない状態でした。
岩田様:システムには売上予測といった機能もありませんので、会社の営業状況を把握するには会議で各部長の報告を受ける以外に方法はなく、かつての売上予測精度は決して高くなかった。それでもみんなの頑張りで売上目標は達成できていましたが、予測と実績の差異に驚くこともしばしばでした。

広告業向けシステムとして、ZACの機能性は抜群に優れていた

オロ:新しいシステムを選定する際に重視したポイントを教えてください。
長澤様:カスタマイズの必要なく当社の業務にフィットするか、特に、広告会社の特殊な業務処理や商慣行への対応は重視するポイントでした。オロを含めて3社にプレゼンをしてもらいましたが、ZACはその中でも抜群に優れていました。
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オロ:ZACはどのような点が優れていましたか?
長澤様:旧システムでは請求・売上・支払の3つのフェーズしかありませんでしたが、ZACの業務プロセスでは、引合・見積・受注・発注・仕入・売上・請求とかなり細かくフェーズが区切られていました。各段階ごとに申請・承認ルートをきめ細かく設定できますし、見積で入力した金額データを売上や請求など別のプロセスに再利用できるなどよく設計されていました。現状業務をシステム化するという観点では一番でしたね。
もう一つのポイントは、出力できる帳票の種類がダントツで多かったことです。クライアント別の収支や、協力会社への発注累計など、マネジメントに役立つ帳票が豊富で、しかも二次加工しやすいようにExcelやCSVでアウトプットができる。これは私のような管理系の職種にはすごく役に立ちます。
帳票の豊富さにも現れていましたが、ZACは広告会社向けの機能や導入実績が圧倒的でした。「こんな機能はありませんか?」と聞くと、それが実際に出てきましたからね。広告会社の要望で実現したいろいろな機能が、標準機能として豊富に積み上がっている印象でした。他社の場合、提案を求めても「ご希望通りにカスタマイズするので何でも言ってください」という感じでしたが、ZACの場合は実際の導入事例にもとづく提案がかえってくる。そういうベンダーは他にはなかった。そこが一番の決め手かもしれません。

申請・承認プロセスの自動化で、マネジメントの「手遅れ」を未然に防ぐ

オロ:ZAC導入後の効果について教えてください。
長澤様:旧システムでは事後にまとめて入力処理をする者が後を絶えず、月末に業務負荷が極端に集中していました。そこでZAC導入を機に社内ルールを変えて、社判入りの見積書や請求書はZACからでしか出力できないようにしました。システムに入力した内容を上長が承認しないと正式見積書の発行など各種業務を進められないので、担当者が適切なタイミングでシステムに入力することが定着し、業務の標準化が進んでいます。
以前は、上長が把握した時点ではもう手遅れというケースが多々ありましたが、今は過程の段階、例えば発注が行われる前に「相見積もりを取れば、この原価はもう少し削れるのではないか?」といったマネジメントが実現しています。
債権債務の管理も標準化が進みました。ZACにログインすると各ユーザーのトップ画面に、入金期日や支払期日の近いものがアラートとして通知されるので、営業担当者のイージーミスが激減しました。未入金・未払い一覧をExcel帳票としても出力できるので、マネジメントサイドでも未入金・未払いの早期発見、対処につながっています。
下請法への対応という面でもZACにとても助けられていますね。支払先を登録するマスタにはその会社の資本金を入力できるので、下請法対象の会社はすぐに判別できますし、下請法対象の会社に発注を行う場合、支払いサイトを60日以上に設定できないなどの入力統制も効いています。

広告業ユーザーの個別要望で実現した、広告業向けの機能を多数共有できる

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オロ:広告会社特有の課題に関して、ZACにより改善したことはありましたか?
岩田様:広告会社にありがちな会計処理を、ZAC導入を機に正しい会計処理に変更できたのは、マネジメントの観点から見て非常によい効果でした。広告業界では、半年や1年など長期間掲出する看板広告の場合、広告費は前払いで一括請求、売上も掲載開始時に一括計上とするのが一般的です。

しかし、正しい期間損益を計上するという観点においては、売上は掲載月ごとに分割計上すべきで、これは会計士も同じ見解を持っています。以前のシステムでは請求と売上を分離できず、やむを得ずどちらも一括処理をしていましたが、ZACでは一括請求、売上分割計上が簡単に処理できるので、ようやく正しい月次損益を計上することができるようになりました。
岩田様:協力会社からの請求書がなかなか届かず、月次締めが遅れるというのも広告会社にありがちな課題だと思います。これにはZACの「請求書未着処理」という機能がフィットしました。請求書がなくても仕入、支払は進められる。でも、請求書が未着である情報は経理側にちゃんと共有されていて、請求書到着後に振替仕訳が自動作成される、という機能です。

ZACにはこういうニッチな機能が「パラメータ」としてたくさん詰まっている。個別企業の要望で開発された機能が標準機能として取り込まれて、多くのユーザー間で共有できるんです。広告業ユーザーが多い分、広告業向けの機能は本当に充実していて、これには助けられました。

オロ:岩田社長、最後にZAC導入プロジェクトを総括していただけますでしょうか。
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岩田様:導入初期の混乱を乗り越えるのはなかなか大変でした。システム導入を機に会計ルール変更まで行いましたので、本来は当期売上だったものを来期に先送ることとなり、導入初年度は数字面でも大変な一年だったというのが正直なところです。

しかし、期間損益の適正化に加えて、業務が発生するタイミングでの処理、マネジメントが定着し、組織のあらゆる階層において意思決定のリアルタイム性は確実にあがりました。ZAC導入を機に、現場担当者もマネージャーも意識が大きく変わったのだと思います。属人化を防ぎ、仕組みによって会社を成長発展させられるという点では、有効なシステムだと思います。
オロ:本日はありがとうございました。


◇広告業向けのシステムをご検討の皆さまへ◇ 

広告業向けシステムとしてのZAC Enterprise
ZAC Enterpriseは、多数の広告業ユーザー様の様々な課題に応えて参りました。そこで得た経験、ノウハウをZAC Enterpriseにパラメータとして蓄積することで、広告業におけるベストプラクティスを有しています。
詳しい機能について、下記ページでご紹介しています。ぜひご覧ください。
>>広告業向けシステムとしてのZAC Enterprise

株式会社京急アドエンタープライズ 会社概要

事業概要:
京急アドエンタープライズは、京急電鉄グループのハウスエージェンシー(広告代理店)として、京急沿線に密着した広告展開をサポートします。沿線全域で展開する京急グループの商業施設やレジャー施設とも連携しながら、マス広告、紙媒体ツール、店頭ディスプレイ、屋外広告、各種キャンペーン、ノベルティ、イベント、Web構築やプロモーションなど、豊富なチャネルにより効果的なクロスプロモーションを展開します。
所在地:
〒108-0074 東京都港区高輪3-25-23 京急第2ビル3F
URL:
http://www.keikyu-ad.co.jp/
設立:
1992年12月3日
社員数:
85名 ※2014年3月現在
インタビュー協力:
取締役社長 岩田 圭祐 様
営業本部 営業局 営業推進部長 長澤 靖真 様
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